ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

バーブラの軌跡 8 

 

バーブラの初期のキャリアの頂点、やはりミュージカル「ファニー・ガール」だろうと思う。この作品は喜劇女優、ファニー・ブライスの半自伝的作品。

バーブラは、ミュージカルの大スターだったというイメージが強いが、実はブロードウェイの舞台にはそれほど多くは立ってはいない。「あなたには卸値で」の脇役、そして「ファニー・ガール」の主役。ファニー役、この役のインパクトが相当強かったのだと思う。

「ファニー・ガール」のブロードウェイ版は大ヒット。バーブラは個性的な歌手から全国的なスターとなったように思うが、その「ファニー・ガール」の映画化、つまり映画版「ファニー・ガール」で、新人ながら(初映画だよ?)いきなりアカデミー賞の主演女優賞を獲得してしまうのだ。ここでバーブラの気運というのか、運命が大きく変わったのではないだろうか?

映画化の話がなければ、もっとブロードウェイで歌っていたかもしれない。残念なような気もするが、彼女は、もともとが女優志望だった。ブロードウェイからハリウッドに活躍の場を移し、それで良かったのだろうとも思う。

「ファニー・ガール」は、喜劇タッチのミュージカル。冴えない女の子が大スターになっていく、でも失ってしまうものもあった・・・こんなストーリー。後半は、哀しくて涙なしでは観られないような作品だ。「このままミュージカルっぽく明るく展開していくのだろう」と思っていると、だんだんと哀しくなっていってしまうので、この作品を観るにはハンカチは必携だと思う。

「私たち、やっぱり別れましょう・・・」
「ファニー、僕は君に何もしてあげられなかった。僕の出番なんてなかった・・・」
「ニック、それは違う。あなたは私が美しいということを気づかせてくれたわ」

kaz




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category: Barbra Streisand

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