ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

バーブラの軌跡 1 

 

バーブラ・ストライサンドのファンなので、ピアノブログにも関わらず、彼女については随分と書いてきたように思う。しばらく前から、バーブラについてまとめて書きたいという欲求があった。でも「ピアノのブログだしな・・・」という思いがあったし、ファンでもない人にとっては、バーブラのことなんかどうでもいいことのようにも思えるしで、ためらいがあった。でも書きたいことを書けるのがブログでもあるとも思うので、やっぱり書いてしまおうかな・・・と。別にランキングのために書いているわけでもないのだから。

日本では今ひとつ知名度が高くはないような?これは歌手として日本でコンサートを行っていない唯一の大物歌手ということが理由にあると思う。来日は70年代に映画のプロモーションのためにしているが、その時にコンサートなどはやらなかった。日本や日本人が嫌いなわけではないみたいなのだが、なぜか実現しなかった。これからもしないだろう。バーブラはコンサート活動をしていない時期がかなりあったように思う。レコードと映画で自分を表現していた時期がかなり長い。それも歌手として来日しなかった理由の一つかもしれない。

むろん、アメリカの歌手なので、アメリカでは有名だけれど、若い世代のバーブラファンには、かつて彼女がミュージカルスターだったということを知らない人も大勢いるのだという。それは理解できるような気がする。キャリアは60年代から始まっているわけだし、バーブラの場合は、いわゆる懐メロ歌手ではないから、時代ごとの変化が著しい。世代によって、バーブラは色々なのだ。彼女の初期の頃からファンという人もいるだろうが、その人たちは70~80歳代、それ以上・・・となるだろう。バーブラ自身が70歳を超えているのだから。そのような人たちは、ちょっと風変わりなスタンダード歌手、ミュージカル歌手というバーブラも知っているだろうが、80年代のバーブラを聴いてファンになった人は、ポップス歌手としてのバーブラに触れてファンになったのだろう。バーブラの魅力はそこにあるのだ。常に前進しているというか?時代ごとの特色が大きいのだ。イメージ限定がしにくい歌手でもある。そこが日本で知名度が意外に低い理由かもしれない。しかも、彼女は女優でもあるので、印象としては歌手として一本化できない・・・みたいなところもあったのではないだろうか?

僕のバーブラとの出逢いは中学生の時。貸しレコード店(今の蔦屋みたいなものです)で彼女のレコードを見つけた。記憶の糸がつながったのだが、当時、英語の宿題で歌詞の和訳というものがあって、英語の歌のレコード、つまり洋楽のレコードを探していたのだと思う。そこに偶然にバーブラのレコードがあった。1970年代最後のアルバム「Wet」というアルバム。特にその中で「ナイアガラ」という曲のバーブラの歌唱に惹かれてしまった。ポップスって、決められたリズムに明るく(?)歌を乗せていく・・・みたいなイメージが当時の僕は持っていて、そのイメージとバーブラの歌唱とは大きく隔たりがあったのだ。「クラシックの歌い方みたい・・・」と感じたのだ。一音、一音にニュアンスを込めて・・・みたいな?全体イメージだけで攻めるのではなく、一音へのこだわりが凄い。なのでクラシックみたい・・・と。

借りたバーブラのレコードには歌詞カードがなかったので、肝心の和訳(聴き取り?)の宿題は惨敗だったように記憶している。むろん、バーブラの歌がナイアガラの滝の雄大な風景を表現しているのではない・・・ということは感じとれたけれど、全く意味不明だったな。なんでナイアガラ、つまり滝の歌なんだろう・・・と。

ナイアガラの滝って、かつてハ二―ムーン(ハネムーン)のメッカだったのだそうだ。ラブソング、バラードの女王として有名だったバーブラが何故に滝の歌なんか歌うのか・・・と思っていたけれど、この「ナイアガラ」は滝のことではなく、「あの頃は愛し合っていたのに・・・」という歌だったのだ。

「世の中には、こんなに歌の上手い人がいたのか?」と驚嘆した覚えがある。歌詞の意味は分からなくても、そう感じた覚えがある。僕はポップス歌手としてのバーブラにまずは触れたのだ。僕ぐらいの年代のバーブラファンはそういう人が多いのではないかな?アルバム「ギルティ」とか・・・


「ナイアガラ」

なぜそんなふうに私を見るの?
昔と比べて私、そんなに変わった?
会話はしていても隠していることの方が多いのね
そんな関係にすっかり私たちは慣れてしまった

でもナイアガラで、あなたは月さえも捕ってくれると約束してくれたわ
恋に落ちたのは自分でも気づかなかった
あっという間の出来事・・・
ナイアガラの私たち、子どもみたいだったわね
でももう一度あの頃に戻りたい

友達に見せつけるためだけに私の手を握るのね?
彼らが帰ってしまうと、音楽も恋の歌の止まってしまうのね
私が手を伸ばしても何もつかめない
私たちっていつもこうだったわね

でもナイアガラで、あなたは私の心を捕まえた
瞳を見ただけで私の言いたいことを分かってくれた
ナイアガラの私たち、どうかしていた
でももう一度クレイジーな私に戻りたい

kaz




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category: Barbra Streisand

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