ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

左手 

 

この人は記憶にある。以前にも紹介したのでは?たしかリヒャルト・シュトラウスの歌曲のトランスクリプションを演奏していたのではなかったか?むろん、調べれば判明するのだろうが、この人がアマチュアかプロなのかは知らない。それでもいいと思う。

なんというか、歌心があるというか、音がキレイだと思う。まず聴き手として音楽から何を授かったかという部分、自分の内面の何かが、どれくらい動いたか・・・という部分が根っこだとは思うが、それだけでは伝えるという部分では難しいものはある。具体的に何かをしなければ人には伝わらないものだから。だからこそ皆、苦しむのだと思う。

もしかしたら自覚さえない人もいるのではと、最近は思い始めていることがある。ものすごく単純なことなんだけど、多くのピアノ曲は右手がメロディー、左手が伴奏という形態になっている。その場合、伴奏、つまり左手の方が音、音符が多いのが普通なのではないだろうか?

考えなしに、計画なしに弾いてしまうと、「左手がうるさい」ということになる。基本的に同じ音、質感で両手で弾いてしまうとそうなる。そのような演奏って左手が大きすぎると感じるし、左手が大きいと、無味乾燥な演奏に聴こえてしまうような気がする。それでも音そのものは練習すれば弾けてしまうのがピアノの哀しいところ。

この人の演奏、そのような意味でバランスがとてもいい感じだ。演奏って始まった瞬間に、「あっ、いいな」と感じるものだ。つまりそうではない場合は、始まった瞬間に退屈されてしまうということだ。むろん、左と右とのバランスだけの問題ではないけれど、結構気づいていない人もいるのではないだろうかと最近は感じたりする。

kaz




にほんブログ村


ピアノ ブログランキングへ
スポンサーサイト

category: 世界のピアノ仲間

tb: --   cm: 0

△top

コメント

 

△top

コメントの投稿

 

Secret

△top