ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

先生に「もっと歌って~」と言われたら その1 

 

レッスンで先生から「もっと歌って~」と言われたらどうするだろう?「あっ、そうですね、歌うように弾いてみます」「まあ、見違える(聴き違える?)ように見事に歌ってるわ~」とはならないのが辛いところだ。そもそもレッスンという場は具体的情報のやり取りのような場であると思うので、生徒としては「では先生、どうやったら歌うように弾けるのか教えてください、弾いてみてください」と言う権利はあると思う。しかし、そのあとどうなるのかは責任は持てないところだ。

「もっと歌って~」だけで歌うように弾けるのならば、レッスンなんて受けないよ・・・とも思うが、「では先生・・・」と進んでしまう前に生徒としては、できることもあるのではなかろうか?

「もっと歌って~」と言われてしまうだけの理由、それは自分の演奏から感じているはずだ。「横の流れが皆無で、縦割り弾きのような?」「一つ一つの音がカコ~ンという感じで、いかにも打っていますのような?」

まずは「一応弾けるようになってから表現をつける」という考えをやめてしまったらどうだろう?最初に「なんて素敵なの?このように弾けたらなぁ・・・」というものが最初にあり、そこを目指すところから始める。それが練習であるという認識を持つ。練習認識の逆発想というのだろうか?

タッチの瞬間という、流れるような横の動きというよりは縦の領域(実は密接につながっているものだとは思うが)においても、いかにもコンコンという打楽器的なイメージではなく、どこか柔らかいイメージを持ってみる・・・

「歌って~」という要素が欠けて聴こえるのであれば、「歌っていま~す」という演奏を聴いてみては?そして、さらに自分でも実際に歌ってみては?

「なんちゃって声楽の勧め」というのだろうか?むろん、美しい声でベルカント唱法で・・・などと考えなくていいのだ。なんちゃって声楽でいいのだ。鼻唄でもいいのだ。

まずは楽譜店に行こう。いつも行くピアノ楽譜のコーナーではなく、声楽のコーナーを訪れてみよう。全音楽譜(でなくてもいいが)にイタリア古典歌曲集という楽譜があるはずだ。1巻、2巻とある。声楽科の学生でも、1巻だけしかやらない人も多いらしいが、2巻も是非。いい曲満載なので。音源としてCDを購入してもいいが、そこはユーチューブでも代用できる。できれば、いかにもお手本用というCDは避けたい。教材用CDみたいな?それは避けたい。

イタリア古典歌曲集・・・とあるが、実際にはオペラアリアではある。でも声楽専攻の人は、まずはこの曲集から入るのが普通だ。ピアノであったら、ブルグミュラーみたいな?でもなんと高貴な香りがする芸術作品群なのだろう?声楽の人って、いきなりここから入れるんだね・・・と驚嘆してしまうし、非常に羨ましい。ピアノだと芸術作品に触れる前に「辞めます」みたいな?少なくとも、声楽の人はすぐに芸術作品に触れることができるんだねぇ・・・

この曲集は、パリゾッティ編なので、どこかロマンティックな香りがして、なかには「これはイタリアバロックではない」などと言う人もいるが、そこはどうでもいいような気がする。イタリア語って、なんとなくローマ字読みすれば、形になるというか?

自分で伴奏譜を弾きながら歌ってみる。つまり弾き語りをしてみる。伴奏、中には難しい(というか面倒な?)曲もあるので、その場合は適当に省略してしまえばいい。これは曲のエッセンスを見極めるというソルフェージュの訓練にもなる。一石二鳥?

なんちゃって声楽練習、実際にピアノに役立つか?それは分からないが、僕はたまにやっている。とても人様には聴かせられるものではないが、少なくとも実に楽しい。

声楽の人って、初心者でもいきなりこんな曲を歌ってしまうんですね~。この曲は2巻に入っています。

kaz




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