ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

500円から救う命 

 

チャリティーコンサートへの出演そのものは2回目となる。来年にも東京で行われる予定で、僕もどうするか考慮中だ。ただ、出演者の負担金に関しては、「寄付をするのだっ!!!」という思いは、ほぼ皆無だった。発表会にしても、サークルの演奏会や練習会にしても、実費を出演者で負担するという形態には慣れているのだ。アマチュアはそれが普通。ギャラを貰うなんてないわけだから。一部有名ピアニスト以外は、プロだって自己負担というものには慣れているのではないだろうか?

つまり、通常の感覚で出演した。「ステップだってお金かかるじゃない?」のような。むしろ、チャリティーコンサートという形態にメリットを感じている出演者は多いのではないかと思う。僕の場合は、未知の土地で、僕という人間を知らない人の中で演奏できたということ。これって、意外に難しいことなのだ。サークルにしても、発表会にしても、よく知っている知り合いの中で弾く・・・という感じだから。いつものメンバーの中で温かい視線に包まれてというのもいいけれど、そうではない環境で弾くってなかなかないのだ。ステップはそうだけれど、拍手もないし、どこか「批評される」みたいなアカデミックな固さを僕は感じるかな?

僕の所属しているサークルは、メンバー募集時に、一切の資格は問わない。アマチュア限定ではないのね。なので、ピアノの先生も複数メンバーにはいる。これって珍しいのでは?普通は、特に雑談系(?)のゆるい(?)サークルなどには、ピアノの先生とか音大出身者は参加しにくいのではないかと想像する。浮く・・・とまではいかないが。言葉を変えれば、アマチュアよりもピアノの先生って、人前での演奏機会というものは少ないのでは?

チャリティーコンサートだと、ピアノ教師だろうと、ライブ経験豊富なプロだろうと、アマチュアだろうと参加自由な感じなので、これは貴重な機会なのではないだろうか?

出演者として、自分のお金の行方だの、寄付だということには無頓着だったのだが、チャリティーコンサートは10年以上の歴史があって、寄付総額は600万円近くになるのだそうだ。一人一人の額は微々たるものかもしれないが、積もれば大きなものになるのだ。600万円、例えばレディー・ガガのような有名人がスタジアムなどでチャリティーコンサートをすれば、一晩でそれ以上の寄付額は集まるだろうが、一般人にもできることはあるのだ。

帰りの飛行機の中で、つらつらとそのようなことを考えていたら、犬のこと、パピーミルのこと、殺処分のことなどに想いを馳せてしまったのだ。

パピーミルにいる犬や、捨てられた犬をレスキューし、疾患を治療し、新しい飼い主を探せるようにまでに回復させる。それには資金が必要だ。海外でも日本でもそうだが、この種の団体のホームページでは必ずといっていいほど、寄付を募っている。資金不足が大きな問題なのだろう。それでもやっている人たちがいるからこそ成り立っているのだろうが、実態は厳しいものもありそうだ。

少額だが、寄付をした。僕が寄付した額では何も変わらないが、もし複数の人が寄付をしたら?パピーミルとか捨て犬とか、そしてそのような犬がどのような殺され方をするのかが、もう少し知られて、里親制度なども、もっと知られるようになっていけば、世の中も少しは変わるかもしれない。もし、恥ずかしいほどの少額の寄付でも、それが助け、一歩になるのであったら?

たった一人の500円が命を救うのだとしたら?

個人的に寄付をした団体がベストだったのかは判断できない。そのような意味で、ホームページなどを羅列することは避けたい。少しでもパピーミルのことを調べてみて欲しい。ペットショップにいる子犬がどんなに可愛くても、死んでいく、殺されている子犬もいるのだということを知って欲しい。何かできることが500円からでもいいではないか?

先の動画に登場したハスキー犬は「マイリー」という名前でメスだったのですね。新しい飼い主は、とてもいい人達のようだ。こうなるためには資金が必要だろう。好意だけではできない。500円から始まるとしたら?

kaz




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コメント

 

寄付します+ご出演ありがとうございました。

kazさん、ご参加ありがとうございました。そして、それをきっかけに、こんな風に考えてくださって、こんな嬉しいことはないです。私も寄附させて頂きます。

kazさんフィーバーをブログネタにさせて頂きました。リンクに入れてあります。何より、数十年勤め上げたプロオケのステマネさんが、「kazさんって、何者?」と凄い反応だったのは、これ以上ない証拠と思います。

聴いたと言って「音大に行けたかも」などと無礼な感想を書いた方は、聴いていなかったと思うし、本当に聴いていてそう書いたなら、自分の音楽を聴く耳を磨き直さなくてはならないですよね(聴いてはいなくて単なるイジメだと思いますが)

一流音大を出て難しい曲をノーミスで弾けても、海外でのリサイタルの途中休憩で、お客さんがゾロゾロ帰ってしまう演奏と、音大を出ていなくても、お客さんが熱狂して大拍手の演奏と、どちらに価値があるかは、言うまでもありません。

経歴や肩書で演奏を判断しない人が増えることを願いつつ、一切の資格を問わない公募のチャリティーコンサートを、少しでも長く続けたいと思っています。またご参加くださいね。

ありがとうございました。

Megumi #3/2tU3w2 | URL | 2016/07/20 00:04 | edit

Megumiさま

ブログ記事読ませて頂きました。「自分のこと?」と実感できないほど(?)の文章で感激しました。

「伝わる」という嬉しさを感じていますし、自分が伝えてもらったものは、こんなものではないんだという気持ちもあります。だから練習するんだ・・・みたいな。



kaz #- | URL | 2016/07/20 20:50 | edit

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