ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

命の流行 

 

新千歳空港から羽田に戻る飛行機の中で考えていたことがある。自分の演奏のことではない。ピアノのことでもない。おそらく、チャリティーコンサートに出演したことで、結果的には自分が寄付をしたということと関連していたのだと思う。だから考えていた。

友人のルカはパートナーと共に犬を飼っている。里親制度を利用したのだそうだ。この制度は日本にも存在している。僕の両親も昔、犬を飼った時には、この制度を利用していたと記憶している。

「里親制度ね。子犬は難しいのでは?血統書付きの犬とかも。ペットショップじゃなかったんだ」僕がそう言うと(書くと)、「ペットショップで動物を購入してはいけないんだ。そんなの先進国では常識だろ?日本では違うのかい?」

一度ペットを飼ったら、絶対に捨ててはいけない・・・ということは認識していた。子どもが飼いたいというので、飼ったらすぐに飽きてしまい、世話ができなくなったので、捨ててしまう、これは絶対にしてはいけないことだと。もう、昔のことだが、一時日本でもシベリアンハスキー犬が流行ったことがある。この犬は大型だから飼うのは大変だとも思うが、ブームが去ると、沢山のハスキー犬が捨てられ、結局は殺処分されたというニュースを聞いたことがある。それはいけないでしょう・・・と思う。でもペットショップで買うことがいけないとまでは思っていなかった。

「ヨーロッパでは動物はショップでは売買できないんだ。普通は里親制度を利用する。ペットショップで生きた動物を売買することを法律で禁止している国だってあるんだよ」

日本ではペットショップって沢山あって、生きた子犬だって売っているよね?「可愛い・・・」みたいな?それはいけないことなの?

「パピーミルを結果的には潤すことになるじゃないか。需要がなくなれば供給だってなくなるだろ?」

パピーミルって?本当に恥ずかしいことだが、僕はその言葉を知らなかった。訳すと「子犬工場」か?

一般的なシリアスブリーダーとは異なり、営利目的で繁殖させるブリーダーをパピーミルと呼ぶらしい。劣悪な環境の中で、妊娠可能なうちに、どんどん産ませる。狭いケージに閉じ込められ、病気になっても放置される。つまり命のある動物としてではなく、完全に「道具」として扱われる。

ペットショップで売られている可愛い子犬は、商品価値があるから売られているわけで、そうではない子犬は殺処分される。役目の終わった親犬も殺処分される。つまり、ペットショップで犬を飼うということは、裏で活躍する(?)多くのパピーミルを結果的に繁栄させてしまうと。

飽きたから、飼えなくなったから、引っ越すから・・・このような理由で捨ててはいけない、でも多くの捨て犬は存在する、このことは知っていた。でもパピーミルのことに関しては知らなかった。

知らなかった・・・それで済むのかどうか?ここはピアノブログだし、僕自身は犬を飼っているわけでもない。でも動物愛護ブログではないからこそ、ピアノ関係の読み手に知らせる必要があると何故か感じた。

そして、動物レスキューの人々や、里親制度の各サイト、パピーミルの現状など、具体的な情報を載せる場でもないと思う。ネットで簡単に検索できるので、調べて少しでも知って欲しい。僕もパピーミルという言葉を知ったばかりなのだ。

北米ではヨーロッパの特定の国のように、パピーミルに関しての規制や禁止に関しての法律は整備されていない。州単位で、ちらほら・・・という感じ?でも里親制度は日本よりもはるかに普及しているような印象を持つ。アメリカのパピーミルに関しての動画なども沢山ある。目を覆うばかりの現状で、とてもここに載せることはできない。

この動画は直接パピーミルに関しての動画ではない。捨てられたハスキー犬がレスキューされ、10か月後に、新しい飼い主に出逢うという動画だ。同じく捨てられたチワワとの交流が涙を誘う。このチワワは人間に対して敵対心を持っており、おそらく虐待されていたのではないかと思われる。

ペットショップではなく、里親制度・・・この選択肢が日本でも一般的になって欲しい。

日本人は心優しいから、捨てる人なんて極一部なのでは?たしかにペットを飼っている人のほとんどは、命尽きるまで愛情を持って育てるのだろう。そこは信じたいところだ。

現在、日本では一年に約4万頭の犬が殺処分されているという。保健所で3日間だけ猶予が与えられるんだね。でも引き取り手なんていないという。殺す手段としては窒息死が一般的なのだという。

kaz




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