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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

目的の進化、多様化 

 

最近は下火(?)になった感もあるが、一時ピアノ教師ブログで盛んに書かれていたことがある。「ピアノは脳にもいいんです!」というもの。脳科学者の説に習うもので、たしかに脳に悪いよりはいいだろうと思う。そのようなセミナーもあったりしたが、ピアノを習う、教える目的として、そこでいいのかという疑問は感じていた。

大人のピアノの場合、脳の活性化や指を動かして認知症予防のような目的でピアノを習うということもあろう。最初はそのような動機であってもいい。そのような生徒に芸術がどうたらとか、奏法はどうとか、あまりに追及しても「あのう、そんなことでなくて・・・」と相手に逃げられてしまうだろうとも思う。バレエも習う目的としては、色々とあるだろう。体力づくりとか、身体づくりとか?身体を鍛えるとなると、特に男性の場合、筋肉ムキムキ・・・という方向に思いがちだが、バレエダンサーのような均整美を目指す男性だっているだろう。

最初の動機、目的は人それぞれだ。でもピアノもバレエも芸術であるというところが同じだ。いつの日か、生徒が芸術に目覚めてしまう可能性をも指導者側は含んでいなければならないと僕は思う。

経験や実際の技量に関係なく、人間というものは憧れるとなったら。100%憧れてしまうものではないだろうか?僕は初心者で経験も技術もないから感動度や憧れ度は20%にしておきます・・・なんてことはないように思う。そこが人間の哀しさ(?)であると同時に素晴らしさでもあるのではないか?

前の記事の男性バレエダンサー、正直な感想だが、まだ「ドン・キホーテ」のバジルを踊るには早いのではないかと・・・

でも憧れたのでは?バジルのバリエーションなんて、初心者にとって、最も胸が高まり、最も憧れる踊りなのではないだろうか?

「バリシニコフのように・・・」そりゃあ、無理だろう。少なくともすぐには。でも憧れは抑えられないんだ。「まだ20%の憧れだけにしておきますぅ・・・」なんてできなかったんだね。いいじゃないか・・・と思う。彼はバリシニコフのようにと思いながら踊ったのではないのだから。バレエに憧れを持ってしまったんだから。それは誰にも止められない。そしてそれは人間として素晴らしいことでもあると思うのだ。

kaz




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