ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

「あんたなんか愛してない!」 

 

映画「あの日のように抱きしめて」では「スピーク・ロウ」が効果的に使用されていた。個人的には「スピーク・ロウ」ではなく、同じクルト・ヴァイルの、でも別の曲が頭の中を流れていた。

どこか退廃的な美の印象があり、人間の本性の激しさ・・・みたいなものを感じる。これが映画の印象と重なるのだ。クルト・ヴァイルのシャンソンに分類される曲で「あんたなんか愛してない」という曲。「スピーク・ロウ」はどちらかと言えばジャズ系の歌手が歌うことが多いような気がするが、「あんたなんか愛してない」はクラシック系の歌手もよく歌っている気がする。クルト・ヴァイルの曲の中では、最もメロディーの美しい曲なのではないだろうか?

僕が好きなのは、カウンターテナーのニコラス・スパノスの歌唱。退廃的なベルリン・・・という感じがする。シャンソンだけど。

無常感漂うやるせなさ、切なさ、熱い感情をルネ・ラリックの香水瓶に閉じ込めたような?その感覚を音で表すとスパノスの「あんたなんか愛してない」になる。

その香水は、別の曲にふりかけることだって可能だ。香水瓶の中身が「その人なりの何か」なのかもしれないね。

kaz




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category: The Singers

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