ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

好きなピアニスト フレデリック・マインダース 

 

このピアニストも個人的には来日して欲しいと思うピアニスト。CDは日本でも手に入る。シューベルトやシューマンなどの歌曲をマインダース自身が編曲したもの。ベートーヴェンやショパンなどの一般的なレパートリーではないので、どこか敬遠されるのだろうか?「ちょっと特殊だよね?」と思われるのかもしれない。単にピアニストと呼ぶよりは、コンポーザー・ピアニストとでも呼びたいような?

亡くなってしまったがフィオレンティーノや、現在活躍中のスティーヴン・ハフのような、コンポーザー・ピアニストを僕は好きになる傾向があるように思う。考えてみれば、往年の巨匠たちは、コンポーザー・ピアニストだった。というより、作曲、編曲というものと演奏というものが完全分離してしまっている現代が、どこか特殊なのかもしれない。

フレデリック・マインダース、1946年生まれらしい。若手・・・ではないよね?日本には来ないのかなぁ?アメリカでは割と有名だった記憶がある。オランダのピアニストのようだ。なので実際の演奏に接するにはオランダあたりまで出掛けなければならないか?でも調べてみると、マインダースは現在はブラジルで暮らしているらしい。ますます遠くなってしまったような?

もちろんトランスクリプションものの、豊潤で歌い込むようなベルカントサウンドも魅力だが、この人は超絶技巧的な楽しさもある。そこが魅力だ。ラヴェルの「ラ・ヴァルス」のピアノソロ版は、あまりにも技巧的に難曲であるので、腕自慢(指自慢?)のコンクール覇者などがよく演奏する。あとは頂点に立つようなピティナっ子?バリバリ、ガンガン系の曲というイメージ。この曲は3段譜の部分を、どのようにして2本の手で演奏するかというところが難しいのだと思う。ほとんどの人が「こんなに沢山の音を弾きました~」的な演奏になってしまっている。でもワルツなんだよね?黄金の光に包まれたり、霧のベールに包まれたり、そこに魅力がある。そもそも華やかさという点ではオケ版が勝る。ならば、ピアノで演奏する理由は?達者さを披露する名刺代わりの曲?

マインダースはそのあたりをすべてクリアしているように思う。コンポーザーでもあるからではないだろうか?

ピアノを弾くのは目的ではない。音楽をする手段なのだ・・・そのようなことを感じさせてくれる数少ないピアニストでもある。

kaz




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