ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

流派 2 

 

デミジェンコのショパンを聴いていて連想したのが、この人のショパン。どこか似ている・・・と。似ていると言っても、よくある先生の影というか、先生にそのように言われたから弾いています的なものではなく、根本的な類似点というか。

音がピュアで、どこまでも伸びていく、演奏姿や奏法から、労働や汗といったものを全く感じさせない・・・

デミジェンコもダン・タイ・ソンもドミトリー・バシキーロフという人に師事している。このことは二人の演奏から何かしらを感じたことと全く無関係ということはないだろうと思う。何かある・・・

ロシアにはいくつかの流派がある。バシキーロフはゴリデンヴェイゼルに師事しているので、よくある一般的な分類としては、デミジェンコもダン・タイ・ソンも「ゴリデンヴェイゼル派」とカテゴライズされるのであろう。でも、そのような知識そのものよりも、「伝わったもの」「伝わっていくもの」のような、音楽を教える、習うということの根本を考えるほうが楽しい。

ベトナム戦争時代、防空壕の中で、それも紙の鍵盤でダン・タイ・ソンは練習していた。これは有名な話だ。モスクワ音楽院でバシキーロフと出逢い、そしてダン・タイ・ソンはカルチャーショックを受けたのではないかとも思う。おそらく、日本人が外国に留学して感じるそれよりも遥かに大きな・・・

でも何かが伝わった。それを思うと聴いていて胸が熱くなってくる。

kaz




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