ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

ジョニー・ウィアー的ロシア 

 

フィギュアスケートを観るのは大好きだけれど、特定の選手を応援するという熱心なファンというわけでもない。音楽を聴く時も、割と往年系の演奏を好むが、フィギュアスケートにもそのような傾向があり、昔の演技が好きだったりする。1970年代のジョン・カリーとか。

最近の選手では、アメリカのジョニー・ウィアーという選手が印象に残っている。「キャーッ 素敵!」という追っかけファンという心境には遠いけれど。彼の演技を特徴づけている要素、それは彼がゲイであるということにあると思っていた。たしかにそれは大きいだろうと思うが、どうもそれだけでもないような気がしてきた。

ジョニー・ウィアーは、視覚的な要素も、そして演技も、どこかキラキラしているようなイメージがある。彼の衣装は派手だったし、それもあろうが、どこか「脱アメリカ~ン」的な要素を感じた。皆で白く輝やく歯を見せ、笑顔・・・的な優良アメリカ~ンではない魅力。孤高の魅力とでも言ったらいいのか?

多くのスケーターは、例えば、ミシェル・クワンなどのスケーターに憧れるみたいだが、彼が憧れたのはオクサナ・バイウル。彼の演技そのものも、アメリカ~ンな選手というよりは、アレクサンドル・アブトとかアレクセイ・ウルマノフのような、かつての「ロシアの貴公子」的存在だった選手の演技を彷彿とさせたものだ。

実際、彼は幼い頃からロシアという国に憧れを抱いていたようだ。「訪れてみたい・・・」でも当時のロシアはソビエトだった・・・

ソビエト崩壊後、かつての輝かしいロシアが復活した・・・彼はそう感じているみたいだ。彼の独特のスケートにおける演技の魅力、それは彼の性的自我とロシアへの憧れがミックスされたもののように感じてくる。彼はユダヤ系ロシア人の男性と正式に結婚している。離婚騒動もあったみたいだが、最近は復縁のニュースも流れている。まぁ、どうでもいいことだが、ジョニー・ウィアーがユダヤ教に改宗したということを知った時には結構驚いた。筋金入りのロシア好きなんだねぇ・・・

ジョニー・ウィアーのお気に入りアーティストや歌手、もちろんすべてロシア人だ。彼のお気に入りの歌手などを聴いてみると、「ああ・・・これは彼は好きでしょう」と妙に納得してしまうところがある。そして、それらの歌手は、日本では決して知名度は高くはない。日本へはアメリカ~ンなものばかり入ってくるから。そしてそのアメリカ的なるものを外国・・・と思ってしまうところさえあったりする。

ジョニー・ウィアーはアラ・ブガチョワが好きなのだそうだ。もちろん、日本にもブガチョワのファンは存在しているはずだが、一般的な知名度はそうは高くはないだろう。「ブガチョワって???」

アラ・ブガチョワは「百万本のバラ」をヒットさせたことで知られる。ラトビアの曲が世界に広まったのは、ロシアバージョンを歌ったブガチョワの功績。曲は日本でも有名だけれど、ブガチョワを知っている人はどれくらいいるのだろう?

舞台や照明など、思い切り「ソ連している」という感じだ。でもブガチョワは思い切り「ブガチョワしている」という感じだ。ソ連時代、つまり共産国時代、ブガチョワはかなり人々に鮮烈な印象を与えたのではないだろうか?そしてジョニー・ウィアーがブガチョワ好きということも、妙に納得してしまう・・・

ブガチョワの歌唱、どこかその後のソビエトの崩壊を予感させるような?

kaz




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