ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

女の楽器 男の楽器 

 

昔に比べたら男がピアノを習うということは珍しいことではなくなったらしい。僕が「ピアノを弾いています」と言っても「えっ???」という反応に出会ったことはない。「まあ、素敵ですね!」と言われたこともないが。

楽器によって性別に関して固定されたイメージのようなものは今でも存在しているのかもしれない。やはりトロンボーンなどの金管楽器などは、男性・・・というイメージがあったりする。○○チューバ教室発表会なるものがあったとして、出演者が男ばかりでも別に奇異には思わないような気がする。ピアノの発表会だと、やはり女性が多いのではなかろうか?

男ピアノが多くなったとは言え、やはりピアノ教師は、まだまだ女性が多いような気はする。たとえば、セミナーの報告ブログで「セミナー後のランチです」という写真があった場合、ピースサインをしているのが全員男・・・なんてやはり想像できない。というか、僕はこの種の写真で男性教師が写っているのを見たことはない。だからどうということでもないのだが・・・

女性イメージの楽器って何だろう?ハープとか?たしかにピアノと比べて、ハープを習っている人、ハーピストは女性が多そうな気はする。

ハープに憧れていた男性からメールを頂いたことがある。僕とほぼ同年代の人だ。子どもの頃、なぜかハープの音色に憧れた。ピアノならまだしも、ハープなんて当時では(今でも?)珍しかっただろうと思う。憧れは封印。歳月が流れた。50歳になり、ハープを習い始めた。独身なので、家族に隠す必要はないが、会社の同僚などには絶対に秘密なのだそうだ。コソコソと(?)教室の門(というかビルの入り口)をくぐり、どこか肩身の狭い思いでハープを弾いているとのこと。

堂々と習えばいい・・・とも思うが、なんとなく「わかるぅ・・・」という気もしないではない。

たしか、スウェーデンの幼稚園だったか、幼い頃から男女の違いという古風な考えから脱したフリーな教育をしていた。さすが北欧!劇など、男の子が「僕、きれいな衣装の妖精がいいな!」女の子が「私は騎士の役がいい!」そこには日本の常識的な男女差というものからはフリーだった。そのような教育を子どもの頃から受けていて、周囲の偏見も少なければ、「僕、ハープ習いたいな」という発言も受け入れられるだろう。「男の子でしょ?サッカーにしたら?」なんて言う人がいないわけだから・・・

ピアノもそうだと思うけれど、ハープも男性の方が肉体的、骨格的、体力的に女性より有利な面もあるような気がする。結構楽器が大柄だし、手も開きそうだ。小さな手だと大変そうな楽器ではある。

東西問わず、楽器と性別との関わりは、やはり楽器の持つ音色からのイメージなのかもしれない。

僕はハープの曲は、あまり知らないし、ハーピストはさらに知らないが、子どもの頃から聴いてきたハーピストは全員男性だった。お気に入りはマルセル・グランジャニーだった。有名なニカノール・サバレタも凄いと思うが、好みはグランジャニー。二人とも男性だねぇ・・・

子どもに職業の絵を描かせてみる。学校の体育教師だと、まずは男になるのでは?音楽教師だとどうだろう?ピアノ教師も、まず女性になるのでは?バレリーナとかも。パイロットだと逆に男になる?バスの運転手も?

スウェーデンのように「僕、お姫さまの役がいい!」なんていうのは無理だとしても、ハーピストの絵を子どもに描かせたら、男女どちらでも描くような世の中に日本もなるといいなと思う。

kaz




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