ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

どんな演奏を聴けばいいの? 

 

もしピアノを初めて数ヶ月ということであっても、どんなにシンプルな曲を弾いていても、その人が表現したいと感じているものを表出しようとしていることを、聴き手は感じることができる。ミスをしないとか、安定した演奏ということは、人前演奏での経験やスキルが関わってくると思うが、それ以前の「あ・・・いいかも・・・」と聴いている人が思う演奏って、曲やら進度とは関係ないものだ。結構な難曲を弾けても、どこか平坦な演奏、ミスはあっても、それも世間では初級と呼ばれる曲を弾いても、何か惹きつけられる演奏・・・この差はどこからくるのだろう?これはアマチュアの永遠のテーマのようなところもあるような気がするが、どこか触れてはいけないような話題でもあるのかもしれない。

聴き経験の差・・・ということはあるかもしれない。ややもすると、ピアノって真っ白な状態から楽譜を音にしていくだけで、曲らしきものになっていくような恐ろしさがある。むろん、弾いてみたいと思うから、その曲を弾くのだろうが、その曲に対しての深い感動がなくても「いい曲だし~」程度の思い入れで、なんとなく弾いてしまうことだって可能と言えば可能だ。聴き経験不足で指ばかり動かしていても、なんとなく弾けてしまう・・・弾いている気になってしまう・・・

では誰の演奏を聴くべきなのか?書籍やブログに登場する演奏家を聴いてもいいとは思うが、やはり往年の演奏家、現在でも名が残っている演奏家を聴いた方がいいような気がする。あまりに皆が現在のスターを聴いてしまう。

いけない・・・とは思わない。現在のスターも上手い。下手でビジュアル要素だけで売れる甘い世界ではない(一部あり?)はずなので、スターは皆上手だ。でもピアノに限らず、現代のスターの演奏は、どこか物足りない。この僕の感想は個人的なものだし、限りなく好き嫌いというものであるとも思う。でも明確な谷間のような、大きな距離感をも昔の演奏と現代の演奏では感じたりする。

現代の歌姫、アンジェラ・ゲオルギュー。僕はこの人はどうも苦手。声も美しいし、見た目も麗しい。声だけが立派ということも、むろんなく、表現もよろしい。減点するところはないでしょう。でも惹かれない・・・

例えば、このゲオルギューの歌唱と同じ曲を歌っている往年のディーヴァの歌唱を聴いてみる・・・

何かしらの差異を感じるだろうか?優秀な演奏と偉大の演奏の違いというか・・・

どちらが好きでもいい。でも現代のスターしか知らない、それがすべてとなると、ちょっと淋しいかもしれないし、自分自身の演奏というところとも微妙に関わってくることであるようにも感じる。

現代のスター、ゲオルギューの歌唱。

kaz




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