ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

楽しく弾く?弾けるから楽しい? 

 

わずか6年・・・そうも言える。人生の中の6年は短い。でも、ある意味「感じる」には充分な年月であるとも言える。6年住んだ、それは就職し、アメリカ人と共に競ってという本当の生活ではない、どこか「お客様」という身分である留学生というものであっても、やはり6年という年月は長いとも言える。旅行では見えないことも、わずかだが感じることはできる。

孤独な留学生はお呼ばれが多い。感謝祭やらクリスマスには招待されたりする。伝統的な料理を食べ、外は雪景色。「本物のホワイトクリスマスだぁ・・・」ツリーの下にはプレゼントの山。ピアノ(大抵はボールドウィンのピアノ)があり、誰かがピアノを弾く。ピアノの周りに人が集まり、歌を歌ったり、ソロや連弾を楽しむ。時には他の楽器も加わったりしてアンサンブル・・・

「わぁ・・・これが西洋の文化なんだぁ・・・」

初めは僕もそう思った。でも長く住んでいると、なんとなく見えてくることもある。

「これって、文化というよりは、住宅の広さの違いなのでは?」と。たしかに、人が集うこと自体、日本では難しいこともあるだろう。3LDKの間取りのマンションで人が集い、アンサンブル・・・なんて基本的に難しいのでは?

アメリカ人は日本人と比較すると、手先は器用ではないように思う。それは長年住んでも変わらない印象ではある。でも僕はアメリカの医療を受けたことがあるのだが、ナースなどの手先は日本人のナースよりも器用であるように思う。どこか動きがプロフェッショナルというか?僕は親切な血管の持ち主なので、アメリカでも日本でもそのような経験は持たないのだが、やはり同じくアメリカで医療を受けた人によると、その方は非常に血管が細く、見えにくい(?)不親切な血管の持ち主だったようで、日本の病院では注射の際、必ずと言っていいほど、何回も刺されるのが常だったのだそうだ。でもアメリカの病院では必ず一発で入れてくれたのだそうだ。なんだかキャピキャピ(?)した感じの若いナースでも、もう一発で入れる。

ピアノも同じかな?「32分音符なんてとんでもございません」みたいな人もアメリカ人には多いのかもしれないが、弾ける人は、もうメチャメチャ弾ける。幅が極端に広いのかもしれない。日本だと「難曲を弾くことが生きがい」みたいな人もいたりするみたいだ。やたらアムランの特殊レパートリーを追従するような?アメリカにもそのような人はいるのかもしれないが、日本ほどではないような気がする。アメリカ~ン的な「弾ける」って?

「ああ、この人たちはアメリカの教育の、いい意味での産物だな」と思う。必死な感じがなく、自然で楽しそう。聴いている方も楽しい。そしてひっくり返るような超絶技巧。楽しい超絶?日本だと普通は結びつかないのでは?

楽しく弾く・・・美しい言葉だが、ピアノは弾けないと楽しくはない。ピアノは弾けるからこそ楽しいのかもしれない。この人たちの演奏を聴くと、そう思ったりする。

この演奏はアメリカ~ンな上手さだ。

kaz




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