ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

叔父が歌った「また逢う日まで」 

 

叔父が歌っていた曲、僕の記憶の中で、最も印象に残っているのが「また逢う日まで」になるのかな?その理由としては僕がその曲を既に知っていたということが大きいような気がするが、もう一つ理由があるような気もする。

尾崎紀世彦の歌い方の特徴としては、パワー全開というか、熱唱系というか、歌い上げる系というか、そのようなイメージを持つ。「また逢う日まで」も例外ではないと思う。というか、パワー歌唱のお手本のような歌であり、尾崎紀世彦の歌唱であったように思う。ギターを弾きながら歌うという感じではない曲のようにも思う。

叔父の声は尾崎紀世彦のそれよりは、幾分ソフトな感じがした。フランク永井にどこか似ているような・・・

当時僕は非常に幼かったのだが、叔父が尾崎色の濃い、尾崎紀世彦そのもののような「また逢う日まで」を自分流に変えていく過程を実際に同じ部屋で聴いている。パワー全開そのままの歌い方では叔父も歌えないと判断したのかもしれない。

歌を歌ってくれる物静かな人・・・叔父のことを僕はそれまでそう思っていた。流しという仕事のこともよく把握していなかった。歌が好きだから歌っている人・・・

「また逢う日まで」を叔父の流儀で歌えるように変化させていく過程を体験したことは、叔父がプロの歌手であったことを初めて認識することにもなった。売れなくてもプロだった。歌うことで生活していたわけだから・・・

むろん、当時はそんなことを具体的に思っていたわけでもないと思う。幼かったしね。でも「へぇ・・・歌い方で随分曲って変わるんだなぁ・・・」とは幼くても僕に伝わってきた。

叔父の「また逢う日まで」は僕だけの記憶の中に今まであったのだが、叔父と、ほぼ同じような歌い方をしている「また逢う日まで」の歌唱を発見した。「そう・・・この歌い方だった!!!」

叔父バージョンのような「また逢う日まで」を僕に披露してくれたのは尾崎紀世彦本人だった。

共演している渡辺真知子も素晴らしいと思う。彼と曲へのリスペクトが感じられる。

年末だし、この歌唱を聴きながら、今しばらく叔父の想い出、感傷に浸って涙してもいいのではないかと思う。

kaz




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category: 昭和歌謡「公園の手品師」の日記

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