ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

アイスダンスの魅力 1 

 

フィギュアスケートは大好きなんだけれど、そういえばシングルしか観たことがない・・・という人からメールを頂いた。テレビでシングルしか放送されなければ、そうなるのかもしれない。でもその人は熱心で、ユーチューブでアイスダンスの演技を観たりしたそうだ。「とても優雅で綺麗だわ・・・」という印象だったそうだけれど、「ペアとダンスって何が違うの?」という印象をも持ったそうだ。

ルール改正(採点システム改正)後のダンスについては僕も同じような印象を持つ。ルール上のペアとダンスとの違いは今でも明確に存在する。ダンスではスロージャンプ(男性が女性を放り投げる)などは禁止されている。でも昔は禁止されていたようなことが大分緩和された印象だ。ジャンプも1回転半までならOKだし、リフトも昔は「腰まで」などという制約があったけれど、今では肩まではOK。むろん、ペアのように女性を男性の頭上高く・・・のようなリフトは現在でも禁止されている。でもスピンだってあるし、リフトも女性が男性の肩の上で派手にグルグル回ったりもするので、印象としては「ダンスのペア化」という印象を個人的にだが持ったりもする。

ダンスだけではないが、ツイズルというステップがある。ステップの途中でスピンのようにクルクル旋回するステップ。フリーレッグを手で持つ。シングルだと浅田真央選手が得意としている感じだ。これをダンスの場合は二人で行う。ここは現在のダンスの一つの見せ場でもあると思う。

「ジャンプや頭上より高いリフトがあればペア、ツイズルがあればダンス」というのがペアとダンスの大まかで分かりやすい違いだろうか?

僕がフィギュアスケートを熱心に観戦し始めたのは1980年から。当時、ダンスの解説者が必ず言っていたのが、やはりペアとダンスとの違いだったので、当時からそのようなことはあったのだろうと思う。解説者は必ずこう解説していたと思う。「氷上の社交ダンス」と。現在でもそのような感じのダンスのプログラムは存在しているのかもしれないが、なんとなくボールルームをとび出してしまったようなプログラムが多いように思う。なので、昔よりもペアとダンスの差が分かりにくいし、ダンスは「ジャンプなどがないペア競技」みたいな印象をも持ってしまう。ダンスでしか観られない魅力のようなものが減ってしまったのかもしれない。

「氷上の社交ダンス」という説明でもいいと思うが、昔のダンスの特徴は「ステップ」だったと思う。リズムに合わせステップを踏んでいくプログラムが多かった。というか、それがダンス・・・みたいな?

今は例えとしてラヴェルの「ダフニス・・・」とかドビュッシーの「海」のような音楽がダンスで使用されていることが多いように思う。幻想的、アンニュイ(?)な感じの音楽?昔は「もろリズム!!!」という曲が多かった。だって「アイスダンス」だから・・・

モイセーエワ&ミネンコフの演技。1980年のワールドですね。リズムに合わせ、ステップを踏んでいく典型的な当時のダンスなのではないだろうか?これはペアではできない。この演技の特徴は、スローパートの後、「リズムだけ」で演技している。音楽にメロディーがなくなる。当時としては(今でも!)かなり斬新なプログラムだったのではないだろうか?

ダンスならではの魅力が満載・・・という感じだ。

kaz




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