ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

イタリアのピアニスト 1 

 

ピアニストの演奏から、国民性のようなものを感じたりすることはあるだろうか?基本的に僕はそのような感じ方はしないと思っていた。サティの演奏を聴いて「さすがフランス人。粋だねぇ・・・」とかショパンを聴いて「やはりマズルカはポーランド人のものなのね・・・」みたいな感じ方。それは自分にはない感じ方なのだと。

基本的にはその考え方は自分にはないものと思っている。「さすがにショパンなどは女流らしい細やかさを感じさせ・・・」などという文章には憤りさえ感じたりする。「女性」=「繊細」みたいな単純思考がイヤ。国籍やら性別が演奏に関係してくるのならば、日本人は何を演奏すればいいのだろう?いつも「幻想曲 さくらさくら」でも弾いているしかないのか?

とは言え、日本人ピアニストの演奏から、どこか生真面目さのようなものを感じることもある。鮎原こづえが本郷コーチの特訓によって日本一になる。猪熊コーチに特訓され世界一になる・・・みたいな、根性含みのストイックさのようなものさえ感じたりする。その整った、かつ達者で定規のような演奏からは、修業の厳しささえ連想してしまうほどだ。「ここまで磨き上げるって大変なんだろうなぁ・・・」みたいな。そのようなことを聴き手に感じさせてしまう演奏ってどうなのだろう?でもピアノを弾く人、プロはさすがにないが、アマチュアの多くの人は演奏後記としては反省文満載となる。「まだまだ実力不足で」とか「ミスばかりして」とか。やはり鮎原こづえ的なピアノが理想なのだろうか?「努力が足りないからミスをするんだわ!」

真面目なんだろうなぁ・・・と思う。いいことなんだと思うけど。

日本人ピアニストと正反対のところにいるのがイタリア人ピアニストたちなのではと最近は感じ始めた。国際コンクールを賑わす・・・という人材は日本よりも少ないのかもしれないが、優秀な人が多いように感じる。イタリアには洋服屋が多い。メンズの店も非常に多く、年配の人でも色使いが巧妙だったりする。フランス人よりもお洒落なのでは?街には色彩が溢れているような?東京あたりだと、ミラノなどと比較するとグレーが中心という印象がまだまだある。これってピアノ演奏にも当てはまったりするような?

日本人=真面目  イタリア人=いい加減  日本人の演奏=グレー中心  イタリア人の演奏=色彩満載

これは先入観ありすぎだと思うが、イタリア人ピアニストの演奏には、どこか惹かれるのも事実だ。

イタリア人ピアニストと言えば、まずポリーニ・・・ということになろうが、残念ながら僕はポリーニには興味が全くないので、その他のあまり知られていない(日本では)イタリア人ピアニストを紹介していけたらと思う。以前にこのブログで紹介した人も再登場すると思う。

動画の再生回数なども、有名ピアニストのそれと比較すると、はるかに少ない人を中心に紹介していこうと思う。知られていないんだなぁ・・・などと思う。それが残念だ。

まずはロベルト・ピアナ。この人は以前から作曲家としては認知していたが、こんなにピアノが上手いとは知らなかった。音に瞬発的なキレがあり、演奏が立体的だ。ピアノでピアソラを演奏すると、多くの人はベシャンというか、バシャンというか、そんな音で弾いてしまっているが、この人のピアソラは抜群に素晴らしいと思う。

kaz




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