ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

「愛情物語」 

 

カーメン・キャバレロが演奏していたショパンのノクターンは「トゥ・ラヴ・アゲイン」と呼ばれる。この曲は映画「愛情物語」で非常に効果的に使用されていたように思う。タイロン・パワー、そしてキム・ノヴァクの美しさを堪能できる映画なのではないだろうか?僕よりも上の世代の人は「愛情物語」と聞いて懐かしく感じる人もいるのだと想像する。

この映画の原題は「エディ・デューチン物語」という。エディ・デューチンを尊敬していたカーメン・キャバレロは、同じピアニストとして、映画の中でのピアノ演奏吹き替え担当ができることを大変誇りに思っていたそうだ。

タイロン・パワーが演じていたのがエディ・デューチン。やはり「スウィート」のピアニストとして名を成した人でもある。キャバレロの先輩格にあたるピアニストになる。

かなり昔に観た映画なので、ストーリーの細かなところなどは曖昧なところもあるが、たしかこんなストーリーだったと記憶している。

エディは薬剤師。でもピアニストへの夢は断ちがたく、憧れの大都市ニューヨークにやってくる。初めはエディのピアノなど、誰も相手にしなかったが、徐々に演奏の場が与えられていく。最愛の妻の死、そして大戦での従軍、さらに大戦後は「スウィート」以外の音楽に光が当たり、自分の演奏が時代遅れになっていったこと、さらには息子ピーターとの確執・・・このようなことが多分にロマンティックに映画では表現されていく。映画の前半は妻との愛情、そして後半ではピアノを通じて息子との愛情を取り戻していく・・・このあたりがこの映画の見所なのではないかと思う。エディがピアニストとして完全に復活し、名声を取り戻し、息子との関係も良好になった時、突然エディの左手が動かなくなる。末期の白血病との診断だった。「手が動かない」「ピアノが弾けない」・・・エディは自らの命を絶つ・・・

このような内容だったと記憶している。この映画の成功は、ストーリー、俳優、そしてカーメン・キャバレロの愛情があったからこそなのかもしれない。

古い古映画、「愛情物語」・・・クリスマスに観てもいいかもしれない。

kaz




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