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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

万霊節 

 

ボストンに住んでいた時に友人から教えられたことだ。もしかしたら間違えているのかもしれないが、11月1日は万聖節の日という。ボストンではオールハロウと皆が言っていた記憶がある。このあたりの表現は地方によって異なるのかもしれないが、アメリカ人の友人たちはそう呼んでいた。このオールハロウ、万聖節の前夜がハロウィン。ハロウイヴが、なまってハロウィンと呼ばれるようになったとか・・・

万聖節は聖人たちを祝う日らしい。キリスト教徒ではないので、ピンとこないが、ハロウィンという日も宗教的な日なのだなということくらいは分かる。カボチャの飾りつけをして皆で騒ぐだけの日ではないのね・・・

11月2日、つまり万聖節の翌日、11月2日は万霊節の日。今日がその日だ。この日は天国に行った死者たちの魂が、一年に一度だけ、この世に戻ってくる日。西洋では、万聖節に墓参りをするのだそうだ。日本のお盆みたいだね。

リヒャルト・シュトラウスの歌曲に「万霊節」という曲がある。ギルムの詩だったように記憶している。

「手を差し伸べて欲しい。そして僕に触れて欲しい。かつてそうしたように。今日は一年に一度の万霊節の日だ。僕の胸まで来てほしい。そして思い切り抱きしめさせて欲しい。かつてそうしたように・・・」

ハロウィンの日にカボチャの飾りつけをしたり、仮装をしたりして騒いだ(?)のだったら、今日は万霊節なのだから、もうこの世にいない大切な人の魂と語ってみよう。一年に一度だけの機会なのだから。魂がこの世にいるのだから・・・

そして今日中に大切な魂を天国に戻してあげることだ。

リヒャルト・シュトラウスの和音の動きが好きだ。魂が光に包まれ昇天していくような感じがする。

シュトラウスの「子守歌」・・・

もともとは歌曲だが、オランダのピアニスト、マインダースがピアノ曲に編曲し自ら演奏している。ここまでの演奏であれば、魂も光に包まれ天に昇っていくだろうとも思う。

フレデリック・マインダース、日本では有名ではないだろうと思う。このようなピアニストも日本に招聘して頂きたいものだ。

死者の魂と語り合う。「苦しいとか、哀しいとか、辛いとか・・・そのような感情を持つことができること、それは生きているからだ」魂はそう言っていた・・・ように思う。

kaz




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