ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

天国へのメール 

 

復帰後のオグドンの演奏、方向性と僕は書いたが、どこか師であるペトリ、そしてブゾーニなどの方向性に、どこか意識的にコルトーやフリードマンのような正反対の方向性が加味されたような不可思議さを感じる。なんとも稚拙な表現で申し訳ない感じだが・・・

これは、やはりブレンダとの共演。オグドンが亡くなる数ヶ月前の演奏だ。ここでオグドンとブレンダが演奏しているバッハの曲は、エゴン・ペトリがソロピアノ用に編曲して有名になった曲でもある。二人が演奏しているのは、むろんペトリバージョンではないが、なんとなく師ペトリへの敬愛が感じられる演奏のように思う。

ジョン・オグドンさま

あなたは充分に冴えわたった演奏、悲哀に満ちた孤独感までも感じさせる演奏、人間業とは思えないような演奏を聴かせてくれました。幼い頃、東京で聴いた、あなたの演奏に反応するには、僕は幼すぎたし、無知でありすぎたのでしょう。このブレンダとのバッハを聴けば、亡くなる直前のあなたの演奏を聴けば、あなたが何故ピアノを捨てることができなかったのかが少しだけ理解できるような気がします。天国でも、あなたはピアノから離れていないのでしょう。そう感じます。ただただ「ありがとう」という言葉しか言えません。そして「安らかに・・・」でしょうか・・・

kaz




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category: 拍手のない名演

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