ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

騎士のスケート 

 

とてもフィギュア・スケートが好きなんだけれど、ピアノと同じで現代の選手よりは昔の選手の演技に惹かれたりする。これもピアノと同様だが、スケーティングそのものは、往年の選手の方が素晴らしいのでは・・・などと思ったりすることもある。最近の男子シングルの選手ではパトリック・チャンとかランビエールのような選手が好きだ。基本的にスケーティングそのものがスムーズで、かつエレガントな要素を感じさせる選手が好きなんだと思う。

最も好きな男子シングルの選手がジョン・カリーという人。今までスケートファンと話していて、この人のことを知っていた人はいない。まぁ、昔の選手だからねぇ。インスブルックのオリンピックの覇者。1976年なので、もう大昔のことなんだろうなぁ・・・

ピアノと異なるのは、ジャンプの難易度という点で現在と70年代、80年代とは大きく異なることだ。そこだけ見てしまうと、「えっ?ジュニアの女子ですか?」「ノービスの予選?」みたいな難易度ではある。

ジョン・カリーの演技では、現役を引退してからの演技に惹かれる。もうそれは、ほとんど芸術作品、バレエに近いものとなっている。この映像はオリンピックでのフリー演技だが、エッジの角度とか、エレメンツ毎にスピードが変わらないとか、そのあたりが素晴らしいと思う。演技後、スローモーションでイーグル~2Aの部分が写るが、深いエッジとか、流れとか、神業のように思える。

各エレメンツの印象ということだけが強調されない、そこに「力」「労働」というものを感じさせないということは、ピアノ演奏における「惹かれる演奏」というものと共通しているようにも思える。

ジョン・カリーはイギリスの選手。あまり知られていないのだが、インスブルックの次のオリンピックでも男子シングルではイギリスの選手が優勝している。イギリスが連覇しているのだ。ロビン・カズンズという選手。この二人に共通しているのは、ノーブル、かつエレガント、そして圧倒的基礎的スケーティングの質の高さ・・・のようなものだとも感じるが、これはイギリスの伝統ということよりは、コーチの指導によるものなのかもしれない。

演技後のカリーを迎えているのが、カルロ・ファッシ。名コーチだ。この人はカズンズや、ペギー・フレミング、ドロシー・ハミルといったオリンピックチャンピオンを育ててきた人だ。指導者の重要性ということもピアノとスケートでは似ているような気もする。

kaz



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category: The Skaters

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