ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

駆け引き 

 

なんとなく思った。多くの日本人の演奏って真面目すぎないか?クラシック音楽って真面目なものなのだろうか?そうなのかもしれないが・・・

ソロでも感じるが、アンサンブルでも感じる。「とても一生懸命に合わせてきました」みたいなものを感じる時がある。

丁寧に練習を重ね、本番でもその成果が出るようにする。それがプロ。アマチュアもできないなりにそこを目指す・・・みたいな?

どこか計画されたものを実施するという空気を感じる。とてもよく練習してあって、音楽的にも考えられている。そのような演奏。いいことなんだけど・・・

なんでも真面目に演奏しすぎないか?聴き手は「よく弾けるのね」とか「頑張って練習したのね」とか、そんなことを感じたいわけでもないんだが・・・

対話のない演奏・・・以前は日本人の多くの演奏をそのように感じていた。今もそのようなことは感じるが、なんとなく「対話」というよりは、「駆け引き」の皆無な演奏が多いんだなと感じる。アンサンブルであれば、演奏者同士の駆け引き、ソロであれば演奏中の時間とか、聴衆の存在する空気、空間との駆け引き、エネルギー分配の駆け引きというのだろうか?うまく説明できないが・・・

すべて入念に計画されてあって、駆け引きなんて、とんでもございませんみたいな?積み重ねてきた修練の結果を一ミリの誤差もなく実施してみせますみたいな?

真面目すぎるような気がする。偶然性皆無のような・・・

クラシック音楽って、そんなものなのだろうか?

クラシック音楽の苦手な人は作品が難解と言ったりするが、多くの演奏に駆け引きがなさすぎだから、そのように思うのではないだろうか?彼らはよくクラシック音楽の演奏を「何やら難しげなことを勝手に演奏している」などと表現したりする。だからツマラナイと・・・

何でもいいから「動かして欲しい」とも感じる。

ピアソラの曲の中で僕が最も好きな曲、「ミケランジェロ 70」という曲。「リベルタンゴ」も「アディオス・ノニーノ」もいいけれど、僕は「ミケランジェロ 70」が一番好きだ。

この演奏、駆け引きだらけの演奏のように感じる。適度な破壊力もとてもいい。

kaz



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