ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

I am very proud of you. 

 

self disciplineという言葉がある。自分自身に規律を与え、それが習慣となるまで自分を自分で躾けるという感覚だろうか?これは子どもの時に身につけておくべき最も大切な能力だと思う。単語や年号を暗記したりするよりもね。

この能力、ピアノを習っている子どもには身につきやすい能力だとも思える。音楽そのものは楽しさに溢れているものかもしれないが、日々の練習というものは「ワッ!キャッ!」的な楽しさとは異なるものだし、やはり自己規律という概念がなければピアノの上達は難しいと思う。

ピアノの上手な子どもは普通、学校の成績もいいのではないだろうか?どうだろう?それは自分を躾けるという習慣を身につけたからではないだろうか?とは言え、そのような習慣、能力が身につくということは、ピアノの習う、習わせるということにおいては、あくまでも副産物なのではないかとも思う。いくら脳科学者がピアノという習い事を推そうと、習う、習わせる目的は音楽であるべきだと思う。副産物を主目的とはき違えてはならないとは思う。

大人のピアノ、この場合も自己規律というものは必要だろうと思う。大人の場合は「練習しなさ~い」などと注意する(してくれる?)人もいないはずなので、身につけた自己規律習慣というものはピアノ道を左右したりするのではないかな?仕事を持ちながらのピアノだから、また加齢に伴い、身体の調子も「こんなはずでは?」などということが増えてきたりする。「やる気」だけでは難しいところもあるだろう。

まれに学業優秀、かつ、それだけではなく何かの能力にも秀でているというルネサンスのような人物がいる。難関とされている学校で学び、その他に趣味なのだろうが、とてもそうとは思えないような能力を趣味分野でも発揮してしまうような人。たとえば、医師でピアノがとても上手な人がいたりすると、「才能って何?」「才能って不公平・・・」などと感じたりしてしまうみたいな?

いきなりフィギュアスケーターの話題になるが、アメリカの選手にクリスティーナ・ガオという選手がいる。今月、残念ながら引退を表明した。今年の全米選手権では調子が悪そうでもあったので、何かあったのかな・・・などと思ってはいたのだが、引退とは。

僕は知らなかったのだが、彼女は名門ハーバード大学の学生でもあったのだ。経済学部で学んでいるらしい。やはり、学業との両立が難しかったのだろうか?そうなのだろうと思う。インターンシップなどで、シーズンインまでにスケート選手としての準備が思うように行えなくなってきたと・・・

本業は学生なのだろうが、彼女のような選手の場合、「スケートは趣味よ!」とは言えないだろうと思う。「スケートに専念しますっ!」という選手でさえ、表に出てくるのが難しいほどの世界であろうことは想像できるし、選手として競技会に出て、そして学業もこなし・・・というのは、それはそれは大変だっただろうと思う。

アメリカの大学の厳しさは半端ではないのだ。落第点を取ると退学になっちゃうしね。言葉に不自由な留学生だけではなく、アメリカ人学生もみな必死に徹夜状態で勉強していたような記憶がある。ましてや、ハーバードあたりになると、そりゃあ、大変だろう。彼女の場合、大学での講義はもちろん、インターシップで銀行に勤務していたので、なおさらスケートの練習というものが難しくなっていったのだろう。ガオ選手は「楽しく滑っていま~す」というレベルではないスケートを滑っていたはずだから・・・

この演技は彼女が18歳の時のもの。ハーバード入学直前か、フレッシュマンの頃の演技だろう。アメリカの大学は卒業は難しいが、入るのは簡単と言われるが、やはり難関校に入学するのは大変だと思う。学校によっては日本の大学よりも大変なのではないかな?

ガオ選手は本当に頑張って両立していたんだね・・・

僕は彼女のスケートを「趣味」と言うことはとてもできない。

I am very proud of you.

kaz



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category: The Skaters

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