ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

高校生ミュージカル 

 

ニューヨークに住んでいた頃はリンカーン・センターにはよく通った。メトロポリタン歌劇場があるからだ。ここはニューヨークの音楽、舞台芸術の中心地と言えよう。ジュリアード音楽院もここにあり、学生の演奏も聴いたりした。日本ではジュリアード音楽院と言われるが、音楽院と呼ぶのは厳密には適切ではない。「ジュリアード・スクール」というのが本当の名前だ。音楽だけではなく、ダンス、演劇の専攻もある学校だからだ。クラシック音楽の愛好家にとっては、カーネギー・ホールもお馴染みの場所だと思う。

これらの場所とは異なり、ブロードウェイの劇場街には足を踏み入れたことはなかった。何年も暮らしていて一度もだ。むろん、劇場街を歩いたことはあるが、実際にミュージカルに接したことはない。リンカーン・センターでオペラは何度も鑑賞したけれど、ミュージカルには興味がなかったのだ。

「ミュージカル・・・観光客が観るもの」という偏見があったのだと思う。「オフ」や「オフオフ」になれば、別だけれど、でもそうなると僕には言葉の問題で難しすぎるだろうとも思った。「キャッツ」とか「オペラ座の怪人」とか「ミス・サイゴン」とか・・・う~ん、あまり興味はなかった。今もミュージカルには興味があるとは言えない。好きな人だったら、ニューヨークのブロードウェイまで行かなくても劇団四季とか、人によっては宝塚歌劇とか・・・鑑賞しているんじゃないかと思う。おそらく、ニューヨークに住んでいて、一度もミュージカルを観ていないなんて、好きな人からしたら「なんて勿体ない・・・」と思うのかもしれない。

「ミュージカルのチケットがあるの、行かない?」

もしかしたらデートの誘いだったのかもしれないが、僕はミュージカルそのものに興味がなかったのだ。「アイスホッケーの試合、見に行かない?」と言われるのと同じくらい興味がなかった。

ブロードウェイのミュージカル観劇に誘われたこともあったが、高校生の演じるミュージカルに誘われたことも何度かある。アメリカではハイスクールでの部活動でミュージカル部(?)のようなものもある学校もあるらしいし、中にはレベルの高い学校などもあるらしい。舞台芸術文化という伝統がアメリカにはあり、それは一部の「才能ある人たちがやるもの」とか「専門家がやるもの」という狭い感覚のものではなく、日本での合唱や吹奏楽のように、ミュージカルというものが広い範囲で盛んなのであると・・・

でも、どうしても「高校生」~「部活動の発表」~「学芸会」という図式が僕の中では出来上がってしまい、高校生ミュージカルを観に行ったことはない。

「けっこう、本格的なんだよ~」などと言われても、あまり(全く?)興味がなかったのだ。

ユーチューブというものは便利だ。実際に劇場に出掛けて・・・となると大変だし、その気にも到底なれないけれど、ユーチューブであれば「どれどれ、どんなものだろう?」という軽い感覚で観る(聴く)ことができる。

これは、高校生のミュージカル。ミュージカルの盛んな高校らしい。

初めて高校生ミュージカルを観たけれど、とてもレベルが高い・・・と感じた。

「えっ、これが高校生???」

もしかしたら、とても勿体なかったのかもしれない。もし、ブロードウェイのミュージカルが、彼らのような高校生が憧れる最高峰の舞台だったのだとしたら、そして実際にそうなのであろうとも思うが、やはり体験しておくべきであったのかとも思う。

何事も決めつけはよろしくない・・・

kaz



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