ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

「ウェーバーはお好き?」 

 

Weber: Complete Piano SonatasWeber: Complete Piano Sonatas
(1993/08/04)
Weber、Ohlsson 他

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「kazさんの好きな作曲家って誰なんですか?」などとサークルの打ち上げなどで質問されることがある。この時に、「場所、時をわきまえる」という大人の態度を保たなければいけないのだろうが、つい正直に答えてしまう。「ヴェルディかな?」「次に好きな作曲家は?」「プッチーニかな?」・・・大概、このあたりで会話は一時中断してしまう。おそらく、ピアノ的(?)に「ショパンだろうな」とか「リストが好きなんだよね」とか答えれば会話は発展していくのだろうと思う。「モーツァルトがやはり最高かな」でもいいと思うが、ヴェルディ、プッチーニ、ベッリーニあたりの作曲家だと、あまりにピアノとの接点が皆無で会話がストップしてしまうのだろう。

僕の好きな作曲家・・・誰だろう?実はあまりベスト10的に考えたことはないのだが・・・

1位:ヴェルディ
2位:プッチーニ
3位:ベッリーニ
4位:ヴィラ=ロボス
5位:シューマン
6位:ウェーバー

僕の場合、明らかに、ピアノを弾く人という視点ではなく愛好家としての視点になる。僕自身、過去のピアノライフの過ごし方からして、ピアノ学習者として「憧れのピアノ曲」とか「憧れの、弾いてみたい作曲家の作品」という観点が完全に抜け落ちているので、このようなランクになるのだと思う。シューマンはピアノ曲にではなく、むろん歌曲に惹かれる。

さて、ウェーバーだが、ピアノ曲もいいな・・・と思う。でもウェーバーのピアノ曲がサークルの練習会などで演奏されたことはあるだろうか?記憶を辿ってみても、練習会でショパンの作品が登場しないことはないが、ウェーバーの作品は登場したことがないと思う。何故みんなウェーバーを演奏しないのだろう?

「じゃあ、あなたが弾けば?」

上記のギャリック・オールソンのウェーバー・ピアノソナタ全集は愛聴盤の一つ。ソナタよりも、ウェーバーのピアノ曲では小品が素敵だと思う。オールソンの演奏は、実に立派で素敵だが、ソナタを全部演奏されても、どこか才能の無駄遣いという気がしないでもない。でも小品は心から楽しめる。

「舞踏への勧誘」という曲は、いつか弾いてみたい曲の一つでもある。オールソンの演奏もいいが、現代のピアニストだとスティーヴン・ハフの演奏も素敵だ。でも、やはり往年のピアニストの演奏が最高なのではないかと思う。コルトー、シュナーベルの演奏もいいけれど、やはりフリードマンの演奏が最高なのではないかと思う。フリードマンの「舞踏への勧誘」がウェーバー賛という、僕のどこか変わった(?)嗜好の根底にあるとは思うが、僕はクラリネットを吹いていたことがあるので、クラリネット作品でのウェーバーの存在がランクインの理由なのではないかと思う。

実に難しい楽器だが、音に温かみを感じるところが僕がクラリネットを好む理由だと思う。包み込む・・・のような、そのようなイメージがある。その包み込むような、温かいような感じとウェーバーが僕の中でつながるのだろうと思う。

ピアノ的にはウェーバーは「日影的な存在」かもしれないが、クラリネット的には「王道作曲家」なのだ。秘かに「ああ、ウェーバー・・・吹けるようになりたい」という、どこか憧れの作曲家でもあるのではないだろうか?ピアノのショパン、リストみたいだね。

kaz



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