ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

行動 

 

そろそろ「What Would You Do?」シリーズの紹介も終わりにしたいと思うが、このシリーズを観ていると、なんともアメリカ的というか、自分が留学していた頃を思い出してしまう。実際に、アメリカ人は「ねぇ・・・それって間違えていると思うんだけど?」とか「あなたの彼女への態度って失礼だと思うわ」のような発言を公の場でもする人は多いように思う。おそらく、日本人も気持ちは同じなのだろうと思う。ただ、見て見ぬふりをしてしまう人が多いようにも思う。自分も含めてね。その場の空気を破って行動を起こす、目の前の理不尽な差別行為に自ら介入し正そうとするには、相当の勇気が必要だ。日本には空気を動かしにくくしている何かがある・・・

僕は一度だけアメリカでホームレスに間違われたことがある。当時の僕は髭を伸ばしていて、美容院(床屋ではない)に行くのも面倒で、ヘアスタイルも凄いことになっていた。なのでパーカーを着て、頭も隠して、あるレストランに行った。動画に出てくるようなカジュアルな店だ。その時は、日用品をドラッグストアで買って大きなビニール袋を持っていた。おそらく、そのあたりがホームレスと勘違いされた理由だろうと思う。むろん、シャワーは浴びていたので異臭はしていなかったはずだ。

「あの、お金払えるの?」と店の従業員。

ここはアメリカ。ここで「あわわわ・・・」となってしまっては絶対にマズイと思い、「もちろん!先払いした方がいいかな?まだ注文してないけど?」と相手の目を見て(ここ重要!)言う。写真つきID、この時は大学の学生証を提示することも忘れなかった。

「大変失礼しました・・・」

ビックリしたし、正直かなり気分を害したのは事実だ。でも服装を考えなかった僕も悪いのかなとも思う。僕が白人だったら同じように「お金あるの?」なんて彼は質問しただろうか・・・

動画の例のように、僕自身もカスタマーとしてレストランで食事をしていて、そこにホームレス(だと思われる)人が入店してきたこともある。彼は異臭はしていなかったけれど、明らかにホームレスと判断できる外見ではあった。擦り切れた服、持っていた大きなビニールの袋などからそう想定できた。この時も割とカジュアルな店だったように記憶している。

従業員はホームレスの入店を拒否したりはしなかったが、彼に注文を聞く際に、やはり「払えますか?」という確認はしていたように思う。そして、我々にも「かまいませんか?」と確認に来た。

「もちろん、全く問題ないです」

すべてのカスタマーたちが、誰も席を立ったりとか、何故ホームレスを入れるんだとか、そのようなことは言わず、そしてホームレスをジロジロと見ることもなく食事をしていたのが印象的ではあった。

もし、店側が動画の例のように、露骨にイヤな態度でホームレスを追い出そうとしていたら、僕は行動を起こしただろうか?難しかったのではないかと正直思う。その勇気はなかったかもしれないな・・・

kaz



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