ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

ショパンを伝える 

 

パデレフスキ版の楽譜を開くと編集として三人の名前が書いてある。まずは、パデレフスキの名前があり、次にルドヴィク・ブロナルスキの名前がある。そして三人目にユゼフ・トゥルチンスキの名前が書いてある。

このトゥルチンスキという名教師はどのような指導を生徒に行ったのか?とても興味がある。さらに、良き指導者とは、良きピアノ教師とは、そして良き音楽家とは・・・などということまで考えたりもする。

トゥルチンスキの生徒で、日本で最も有名な人が、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカだと思われるが、おそらく海外ではトゥルチンスキ門下で最も有名なピアニストはヴィトルド・マルクジンスキだと思われる。

僕がトゥルチンスキの教えを受けたピアニストで好きなのは、マルクジンスキとヘンリク・シュトンプカ、そしてマリラ・ジョナスというピアニストたちだ。それぞれその人固有の持ち味があり、でも共通しているものも感じられる。共通しているもの、聴き手としては、歌うということ、そして「音」そのものに何か共通のものを感じる。もしかしたら、それは伝統というものなのかもしれない・・・などと思ったりもする。

むろん、共通したものと言っても、○○先生の生徒の弾き方・・・とか、○○先生の生徒は同じような演奏をする・・・などといった低次元のものではなく、何かしらが指導者から生徒たちに伝わっている・・・

トゥルチンスキという人は音楽に焦がれていたのでは?その部分が生徒に伝わった。先生と生徒は同じ方向を向いていた・・・演奏の目的という意味で。そのように想像する。

先生自身が焦がれていなければ、どのようにして生徒にそれを伝えるのだろう?何を教えられるというのだろう?

圧倒的なマルクジンスキのマズルカ・・・

kaz



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category: ピアノ雑感

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