ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

忘却の木 

 

ヒナステラのピアノ曲はあまり聴かないなぁ・・・

ピアノ・ソナタとかアルゼンチン舞曲ぐらい?なんとなくリズムが強烈という印象がヒナステラにはある。

「ミロンガ」という2ページの小品があり、この曲はバリバリリズム系という感じではなく、どこか憂いがあって好きな曲だった。実は知らなかったのだけれど、この曲、もともとは歌の曲だったのだ。「忘却の木」という比較的ヒナステラの初期の歌曲をヒナステラ自身がピアノに編曲したのが「ミロンガ」というピアノ曲だったのだ。

そうだったのか・・・知らなかった・・・

歌曲「忘却の木」は歌詞が、いかにもサウダージという感じがする。この歌詞にこのような旋律をつけるヒナステラも凄いよなぁ・・・と思う。

あとは、歌っているホセ・クーラ、彼はやはりオペラよりも、このような歌曲がいいと個人的には思う。彼はアルゼンチンの歌手だからヒナステラには愛着もあるのだろう。

アネーロ〜切望アネーロ〜切望
(1998/07/25)
クーラ(ホセ)

商品詳細を見る


このアルバムは、ホセ・クーラの故郷の歌、つまりアルゼンチンの歌曲ばかりを集めたもの。クーラは、編曲や指揮までやっている。彼はアルバムのタイトルを「アネーロ」とした。アネーロとは、クーラによれば、「息苦しいほど、痛いほどに激しい希望、そして憧れ・・・」という意味なのだそうだ。

サウダージそのものの「忘却の木」の歌詞・・・

村のはずれに大きな木がある
村人たちは、この木を「忘却の木」と呼ぶ
そして、こう信じている

心が苦しくて死にそうな時、この木の下で眠ればすべてを忘れることができる・・・と

ある夜、僕は忘却の木の下で眠った
あなたのことを忘れてしまいたいから・・・

目が覚めた時、僕はあなたのことばかり想った

僕は、あなたのことを忘れるということを忘れてしまったから・・・



にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村


ピアノ ブログランキングへ
スポンサーサイト

category: Saudade

tb: --   cm: 2

△top

コメント

 

ミロンガが歌だったとは、知りませんでした。
歌で聴くとこうなるんですね!
自分の頭がガチガチな事を思い知らされます。

かおる #uulgoZYA | URL | 2014/11/25 18:09 | edit

かおる先生

僕も「ミロンガ」が編曲作品だとは知りませんでした。南米の歌曲、この曲だけではなく、歌詞がどこか憂いに満ちていたりします。そこが好きなわけなのですが・・・

kaz #- | URL | 2014/11/25 21:20 | edit

△top

コメントの投稿

 

Secret

△top