ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

精神力で滑ったフリー 

 

久々にスケートの事を書こうかと思う。巷では、怪我をしたにもかかわらず演技を行った選手に対して、いろいろな意見が交わされているようだ。選手としては、絶対に棄権はしたくないだろうなと思う。

個人的な感想としては、無理することもなかったのかなとも感じたりするが、外部で色々と言うのは簡単だなとも思う。

過去にも、とても演技ができる状態ではない、ジャンプなど跳べる状態ではない選手が、試合に挑み、素晴らしい演技をしたことはある。僕が思い出すのは、長野オリンピックでのエルビス・ストイコ選手。

彼がフリー直前、絶不調であるということは、マスコミにも一切知らされていなかった。やはり今その演技を観返してみても、不調である選手の演技にはとても見えない。

ストイコ選手が、フリーで4回転を回避して3回転に変更した時も、身体の不調とは思わなかった。2位で迎えたフリー、慎重に滑っているのだろうと思った。

実は、彼は高熱を発していた。ドーピング検査もあるため、彼は解熱剤は服用しなかったらしい。さらに、鼠蹊部の痛みがあったらしい。こちらは激痛を感じるほどだったという。こちらも、痛み止めなどは打たずに試合に臨んだ。

4回転を回避したのではなかったのだ。跳べる状態ではなかったのだ。

演技が終了するまで、誰も彼の不調には気づかなかった。演技終了後の苦痛の表情から、「もしかして演技中に足を痛めたのか?」と感じた人はいたらしいが・・・

ストイコ選手は2位に終わった・・・というか、そのような状態で銀メダルを獲得した。でも表彰台ではスニーカーを履いていた。足の痛みが酷くスケート靴を履いていることができなかったからだ。

出場したことを讃えるべきか、棄権する勇気を持つべきだったかと、色々と言われている中、僕はこのストイコ選手の演技をまず連想した。

これは精神力で滑ったフリーのように思う。

kaz



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category: The Skaters

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