ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

練習の成果 

 

ピアチェーレの演奏会、つまり本番まで、あと一か月を切った。なんとなく緊張している。

何人の人が聴きにくるのだろう?まだチケットは残っているのかな?残っているだろうと思う。アマチュアの演奏会だし、満員になることはないだろうと思う。無料の演奏会なのにチケット制にしているのは、消防法のため。1名でも定員をオーバーすることは許されないから。キャパが200とか300もあるホールだったら、とにかく「来て下さい」とお誘いするだけでいいのだと思うけれど、会場の定員が60席だと、そうはいかなくなる。こちらで何人の人が来てくれるのか、正確には何人の人から申し込みがあったのかを把握していなければならない。もし当日61人の人が聴きに来てくれたとしたら、誰か1名は会場に入れなくなる。

ホームページから申込み、返信されたPDFを各自がプリントアウト・・・という方法も、どこか面倒な方法なのかもしれない。でも他に方法はないしね・・・

当日はたくさんの人に聴いてもらいたい気もするし、多くの人の前で演奏するのは怖いような気もしている。つまり、今は落ち着かない気分だ。緊張しているのだと思う。正直、自分の当日の出来栄えというものは気になる。きちんと弾けるだろうかと。失敗しませんように…とも思う。

聴き手は、演奏者の出来栄えを評価しにくるわけではない。あら捜しをしにくるわけではないのだ。だからこそ、気分が重くなるのだ。聴き手は「音楽」を求めにくるのだろうと思う。来て良かったな・・・と感じてもらいたい。演奏会であり、練習成果披露会ではないのだから・・・

自分が聴き手だったら演奏者に何を求めるか、この部分を自分が演奏する側になった時にも求めればいいのだ・・・と思う。でもこれが非常に難しい。

先日はレッスンだった。一か月前なので、プログラムを通して先生に聴いてもらった。

「素晴らしいんじゃないですか?もういいですよ。何か違う曲をやりませんか?」

本番一か月前、しかも一曲や二曲を弾くわけではないのだ。30分間弾き続けるのだ。新しい曲はとても無理。

「本番だと、気持ちも高揚しているし、自分をコントロールできなくなるのが心配なんです。この部分なんか、たくさんはずしそうだし・・・」

「はずしてもいいじゃありませんか・・・」

先生はいつもそうだ。細かなことは気にしない。ミスタッチや失敗などは気にしない。

聴き手がどう感じるか・・・なのだと思う。自分がどう弾けるかではなく。気持ちの持ち方が難しいと思う。

これはレニーのピアノ演奏。非常に難しい曲なので、レニーだって沢山練習したに違いない。でも「こんなに頑張って練習しました。その成果です」という感じが全くしない。「演奏している」というよりは、「音楽している」という感じ。これが理想ではある。

練習の成果ではなく「音楽」を出せたらいいのだと思う。

練習はするけど・・・

kaz



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category: ピアチェーレ

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