ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

「11月のある日」の情景 

 

「あれから3年の歳月が二人の間に流れたのですね・・・永遠の愛をお互いに誓ったあの時から。あの時はその愛を信じていました。今だってその愛は消えていない。あの時、私は、あなたのアメリカ行きに心から賛成した。私たちの愛は日本とアメリカとの距離をも乗り越えられると思っていました。あなたは卒業するまで日本には帰らないと言っていたわね?でも卒業しても帰らず、さらに大学院で勉強するという手紙をもらった時、私たちはお互いに別々の道を歩み始めたのかもしれないと感じました。そう感じるのはいけないことなのかしら?私は永遠にあなたを待っていなければいけないのかしら?あなたは新たな人生を見つけて歩み続けている。私からどんどん離れていってしまう。さらに3年待ってくれって・・・それは無理。私にも人生があるもの。私はある人と結婚することにしました。私は、日本で自分の人生を歩みたいの。もう若くはないし。勝手かもしれないけど、もう待てない。さようなら・・・」

彼女からの手紙を僕はニューヨークで受け取った。読みながら涙が溢れた・・・

読みながら周囲の雑踏の音が消えた・・・

それは11月のある日のことだった・・・

レオ・ブローウェルの「11月のある日」・・・

ピアチェーレの演奏会で、このギター曲をピアノで演奏する。聴いている人の、それぞれの「11月のある日」の情景が浮かんでくるような演奏にしたい・・・と思う。

あなたの「11月のある日」を・・・

kaz



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category: ピアチェーレ

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