ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

教師と生徒との温度差 

 

僕の記事を読んでメールをくれる人に関して興味深い事実がある。ピアノの先生からのメールは基本的に僕の記事に批判的な内容が多い。逆に生徒や保護者からのメールは僕の記事に賛同する意見が多い。

ピアノ教師:批判、中傷(?)9割 賛同 1割という感じで、生徒・保護者の場合は批判1割、賛同9割という感じになる。この事実は教師サイドと、習う、習わせているサイドとの温度差というものが存在しているということになるのではないかと思う。

温度差・・・ピアノ教師ブログから少し分析してみたいと思う。多くの生徒・保護者のピアノ教師ブログへの不満は、ブログに先生自身の演奏に対しての研鑽というものが書かれていないということ。これが一番多い。先生に弾いて欲しい、先生自身の研鑽内容、音楽家としての研鑽内容を示してほしいということだと思う。

また「頑張っているAちゃん」とか「Bちゃんが入賞しました」という記事に傷ついているCちゃん、Dちゃん、そしてその保護者も多い。先生は生徒を匿名にするにしても、記事内容に公平さが求められるのだと思う。

セミナーに関しても、参加するということに関して疑問を感じる人は少ないが、参加したその後・・・についてブログに書いている先生が非常に少ないという疑問を感じている人は多い。このあたりは生徒、特に保護者は実によく読んでいる。またセミナー後の食事やらデザートの写真アップについても厳しい意見が実に多い。先生同士のヴィクトリーサインも同様。

この温度差・・・

これには理由があるような気がする。アマチュアのピアノブログはハンドルネームで書いているブログが圧倒的に多いのに対し、教師ブログは実名で書いているブログが基本だ。これは当然のことと思われる。基本的に、先生のブログは教室の広報という役割も兼ねることになると思うからだ。ハンドルネームで記事をアップした匿名性の高いピアノ教師に連絡してみようとは思わないのが普通だ。「ピアノ教師のキャサリンで~す」というハンドルネームの先生には連絡しないと思うから。

この「自分の正体を明かしている」という部分が本音を書きづらくしているのではあるまいか?

言葉を変えると、どこかピアノ教師ブログは「自分はこんなに親しみやすいところもあるんですよ」という部分を強調しているブログが多い。食べ物や料理の写真が意外に多いのも、無意識の「自分はお堅いだけの厳格教師ではありません」というメッセージの発信なのではないか・・・

しかしながら、生徒や保護者からの多くのメールを読む限りでは、この無意識メッセージは逆効果であるように感じる。

ピアノ教師=厳しい・怒る・手を叩く・楽譜を投げつける・・・というイメージは昔のこと。そろそろ「自分はこんなにソフトなんですよ」メッセージは、これからの時代は逆効果でさえあるかもしれない。これからは「自分は演奏している」「ピアニストについて」「セミナー後の実践報告」のような、割とお堅い記事が求められてくるのではないか、すでに求められているのではないか?

kaz

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コメント

 

こんばんは、お久しぶりです
細幅鍵盤の酢~です^^)
私もピアノ教師については習う側なので、ブログをあちこち拝見していると
考えさせられますね。
私が思うに、都道府県別とか市区町村別のピアノ教師のミシュランの様なものがあれば、どの先生が
自分に会うのか? ・・・ミシュランとは言い難いですが(笑)、例えば
チェック項目を100位用意して、先生自身はどの作曲家が明るいか?とか、
ピアノはよく練習している方か?とか研鑽の度合いを示す?バロメーター
があれば、習う側は「選びやすい」?のではとも思います。
生徒に優しくする、、これはもう常識になっているので、時代の波から
行くと? 習う生徒自身は例えある程度厳しくとも、そこから湧き出てくる
先生の情熱は理解できるでしょうね。勿論生徒に分かりやすく説明できる
ことは前提ですね。

とかく、時代も余り良くない方向性があるかもしれません。
昔は、生徒過剰?的な時代で、多いところでも50名とか、発表会では
連弾させないと対応できない、、今は少子化に伴い、「来て頂く時代」
優しさの押し売り?的な売りをしないと生徒さんに来てもらえない?かも
と先生たちは思うのが常識的な発想に行かざるを得ない?かもとも
思えます。

とかく今のピアノ教師は生徒より過剰供給?的な位置づけ
とも何かで読んだ事があります。 そういう時代だからこそ、教師の
研鑽は必要でしょうね。

話は代わり、私も福祉系の所へ合唱伴奏の応援に行くこともあります。
最近は要支援では政府の考え方も代わり、自主グループ合唱の必要
性が出てきました(デイサービス自立支援の一環の話ですが)。なんとも厳しい世の中になりましたよね。
長文失礼しました。

酢~ #mQop/nM. | URL | 2014/08/05 21:20 | edit

酢~さま

僕はピアノを再開して先生を探す時にはネットをフル稼働させて探しました。ピアノの先生のブログやホームページの印象から先生・教室を選ぶ人はこれからさらに増えていくのではないかと思います。

僕自身は次のことを条件に探しました。

1、コンクール入賞者の数などを高々と掲載していないこと。
2、日本の音楽大学を卒業していない人。
3、留学していること。
4、レッスンで沢山弾いてくれそうな人。
5、リサイタルをする人。
6、男であること。

厳しい条件かなぁ・・・と思いましたが、見つかりました。

kaz #- | URL | 2014/08/05 23:23 | edit

kazさんへ

確かに、本名を出している(出さざるを得ない)と、なかなか言いづらいことはありますね。
演奏に関しては、いろいろうるさい方がいますので・・・。

うちは、私のブログを読んで「方針を知って」「レッスン内容を理解して」入会される方というのが非常に多い教室です。
保護者の方にお話を聞くと、ある程度趣味の場合も「先生を選んで」いらっしゃる方というのは、kazさんにメールを送ってくる保護者の方であったり、うちのような教室を選んでくださる方だと思います。

その反面、レッスン内容などに関心を持たず、
「お月謝いくらですか」
「振替やってくれますか」
「発表会はお金かかるから出ません」
という方も多く、そういう方にとっては、先生が研鑽していることについては興味がないようだ、と、これは保護者から聞きました。
そういう方はkazさんのブログなど読まないから、ランチ写真ばかりをアップしている先生に「セレブな素敵な先生イメージ」を持っていらっしゃるようです。

「趣味だけど、基本はきっちりやってほしい」方が結構いらっしゃるのだとすると、救われますね。(育児系掲示板のピアノ教室の質問なんかを読むとびっくりされると思いますよ。女性限定だから残念ながらリンクを張ることはできませんが)

ことなりままっち #QFk3YRjk | URL | 2014/08/06 08:34 | edit

ことなりままっちさま

「趣味でも基本はしっかり・・・」ここを熱望している生徒、保護者の数は多いと思います。メールを読んでそのように強く感じています。

僕の場合、ピアノ教師に対しては厳しすぎる意見をどうしても持ってしまいます。あまりいい印象もピアノ教師に持っていないのも事実です。それは辛辣な内容のメールをピアノ教師の方から多く頂くからです。正論は少なく、中傷が多いです。「素人の分際で・・・」「実際に教えてみたら・・・」のような。

僕のようなアマチュア、素人にはそのようなメールを送りやすいのでしょう。同業者には言いづらいことも僕には言える・・・

実際には素晴らしい教師、誠実な教師も多いのではないかと思うのです。でも僕との接点は「ランチの何が悪いの?」「今まで自分はピアノで苦労してきた。今楽して何が悪い?」のような教師ばかり・・・ということになります。

kaz #- | URL | 2014/08/06 09:14 | edit

kazさんへ

逆もありますね。自分の先生に不満があっても言えないから、似たタイプの講師に文句メールを送る人はいますから。

そして、素晴らしくない、誠実ではない教師にしか(不幸にして)会えなかった方は不平不満を持つのだと思います。

これは教師も同じで、ひょっとしたらkazさんに批判メールを送ってくる先生の中には、やる気のない生徒、非常識な仕打ちをする生徒、相手の存在を尊重しない生徒(や保護者)とばかりあたってきた人もいるのではと思います。

私は、音楽教室講師時代に、こういう講師と同僚だったことがありました。音楽教室を退職しようと決めたのには私なりの理由がいくつかありますが、その中に、公言はしていませんがこういう「不平不満ばかりを言う講師」と自分が同じレベルまで下がりたくないと危機感を感じたこと、また、愚痴大会しかできない講師の「ランチ会」に不毛なものを感じたというのもあるのです。

kazさんの記事は、普段生徒や保護者がなかなか言ってくれない本音的な部分を感じますので、気が引き締まり、よりよい自分になろう、と思えます。
ひょっとしたら、今kazさんに対して文句メール(というのがぴったりだと思いますが、いかがですか?)を送る先生の中にも、5年後、10年後に
「あの頃の自分はなんと愚かだったのか」
と気づき、変わっていく方もいるかもしれませんよ。

今回教室ブログのリンクを貼らせていただきました。
今現在おめがねにかなうかどうかはわかりませんが、できるだけ読み手である生徒さんや保護者の方に理解していただくことを念頭に書く努力をしています。

ことなりままっち #QFk3YRjk | URL | 2014/08/06 16:14 | edit

ことなりままっちさま

ひどい先生もいれば、ひどい生徒もいる。信じられないような保護者もいるでしょう。でも、ひどい生徒や保護者は僕にメールしてこないので、いつもひどいピアノの先生のメールを読んで、「ぶっ飛んで」いるわけです。

kaz #- | URL | 2014/08/06 22:34 | edit

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