ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

芸術は大人のためのもの、頑張れ成熟男 

 

成熟した大人、その大人のピアノ人口の割合はどのくらいなんだろう?

某大手楽器店経営の教室(まぁ、ヤマハ音楽教室のことですが)では毎年かなりの数の子どもが辞めている。でも大人は辞めていないのだ。このままいけば、大人のピアノが子どものピアノを割合として超えるかもしれない・・・

などと夢想するが、まぁ、超えんだろうなと思う。「ピアノのお稽古」「習い事」という言葉のイメージからも、まだまだピアノは子どもの世界なのだ。クラシックの名曲(クラシックでなくても)は大人のために書かれているのに、なんでピアノ教室の生徒は子供ばかりなのだろうと不思議になったりする。「大人のピアノ」と特別にカテゴライズでするのではなく、本来ピアノは大人のためのもので、「子どものピアノ」と特別にカテゴライズするべきなのだ、本当は・・・

それに比べると、アルゼンチンタンゴは成熟した大人の世界。とても憧れる。

タンゴの世界には「ミロンゲーロ」という言葉がある。成熟し、周囲から尊敬される男のことを指す。踊りそのものはもちろん、ファッションや人間性までが憧れの対象となる大人の男のことだ。

亡くなって、10年近くになるけれど、カルロス・ガビートは僕にとって、まさに正真正銘なる「ミロンゲーロ」であり続ける。亡くなったのは63歳の時。早すぎる死だったと思う。

彼の場合は、早い時期から癌に冒されていたことを公表していた。なので残っている映像は、彼が癌の闘病しながら、そして共存しながら踊っている映像が多い。

でも、この匂い立つようなエロスは何なのだろう???

この踊りは30代や40代の男では踊れない。成熟した50代以上の男でなければ表現できない世界だ。

「僕はね、二つも癌を抱えながら踊っているんだ」と笑いながら語っていたガビート・・・

芸術というものは成熟した大人のためのものなんだ!

僕も枯れるのは早い・・・そう思う!

kaz



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category: あっぱれ麗し舞台

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