ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

時間軸・・・演奏の過去軸と未来軸 

 

「あっ、この人ピアノ上手・・・」と思うのか思わないのかは一瞬で決まる。上手だと感じさせるピアノを弾く人の演奏に共通していることがあるような気がする。到達度みたいなものも、むろんそこには含まれるような気はするけれど、最も大きな要素は「時間軸」なのではないかと思う。

上手な人の演奏は、未来軸になっている。つまり演奏が未来に流れている。聴いている人もその流れを共有できるのだ。なので「上手だわ」と感じる。

指が動くとか、難曲をこなしているとか、そのようなことはあまり関係ないような気がする。

「この人の演奏は退屈だわ」と思わせてしまう演奏は、時間軸が過去に向かってしまっている。過去に練習したものを「なぞっている」という感じがしていまうのだ。このような演奏は、基本的にリズムが硬直していることが多いし、演奏が流れない。視点を演奏者が過去に向けてしまっているから・・・

この部分は「才能」ということになっていることが多いような気がする。「なんであの人のように演奏できないのかしら?」「なんでただ弾いている、音を並べているみたいな演奏しかできないの?」・・・「才能がないのね!」

才能ではなく、視点の違い、時間軸の捉え方の違いだとしたら?

この人の演奏、完全に未来軸の演奏になっている。なので聴いてしまうのだ。

kaz



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category: ピアノ雑感

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