ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

人々の中のババジャニアン 

 

アルメニア人の作曲家で最も有名な人は、やはりハチャトゥリアンなのだと思います。アルメニアの紙幣にはハチャトゥリアンの肖像が使用されているそうですし、アルメニア国内だけではなく、世界的にも有名な作曲家だと言えるでしょう。

このハチャトゥリアンよりもババジャニアンはアルメニアでは親しまれている作曲家なのだそうです。ババジャニアンの代表作、というか、最も有名な曲は「ノクターン」という曲で、この曲はババジャニアン自身もピアノで演奏したりしていますが、クラシックの曲というよりも、歌謡曲としての趣が強い印象を持ちます。

この歌謡曲としての作曲家として、アルメニアではババジャニアンは親しまれているのではないか・・・そのように感じます。

とにかく「色々な顔を持つ作曲家」という印象を持ちます。

ババジャニアンの「ノクターン」です。ショパンのノクターンよりも、日本の演歌・歌謡曲に近い感じがします。テレサ・テンの曲に近いように個人的には思ったりします。

この動画は、アルメニアの音楽番組なのでしょうか?随分と「濃い!」と思いますが、僕は、この濃さ・・・好きですねぇ・・・

kaz




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アルメニアからの風 

 

アルノ・ババジャニアンは現在のアルメニアの首都、エレバンで生まれ、エレバン音楽院とモスクワ音楽院で学んだ人です。

彼の作品は、前衛的なものと、民族的な色合いの濃い曲とに分けられると思います。クラシックの作品だけではなく、歌謡曲のような曲も残していて、自分で歌ったりもしています。このあたりの歌謡曲は、ちょっとテレサ・テンが歌っていたような曲に似ているように個人的には思います。演歌系?

日本では、それほどババジャニアンの名前は知られていませんが、でも「2台のピアノのためのアルメニア狂詩曲」は、時折演奏されるようです。全音から楽譜も出版されています。

ピアノ独奏用の作品は、アマチュアを中心に、世界的に弾かれるようになってきているようです。まぁ、僕のように変わった好みの人が弾いているのかもしれませんが・・・

ババジャニアンは素晴らしいピアニストでもあったので、ピアノの作品が僕は好きです。独奏曲も素晴らしいのですが、チェンバーも素敵です。プロの人たちの間でも最近は、ババジャニアンのピアノ・トリオは演奏される頻度が高くなってきているように思います。

なるほど・・・素敵な曲ですねぇ・・・

ババジャニアン・・・有名になって欲しい、もっと演奏されて欲しい。そう思いますが、同時に「知る人ぞ知る」的な存在でいて欲しいような気もしています。

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群れなかった人 

 

「ねぇ、聞いたぁ?あの人ってAじゃないんですって!Bという考えらしいわよ・・・」

「えーっ、そうなんだぁ・・・」

ヒソヒソヒソ・・・

ママ友の連帯感とかフェイスブックで友達が多いと安心する人・・・などは、自分がどこかに精神的に属していないと安住できない人という印象を僕は持ってしまいます。

ピアノを弾くということは、本来は孤独なものなのではないでしょうか?

「そうよね、一人で弾くんだから・・・」

そう・・・でも、それだけではなく、自分の価値観というものを信じるという、とてつもない孤独感を伴うという意味において、ピアノに関わる際は、一匹狼的な精神が必要なのではないかと・・・

自分の価値観、それは誰かに押し付けられりするものではなく、自分だけ、あなただけのもの。人に教えてもらうものでもない。

誰かの演奏や作品を聴いて、「あっ・・・」とか「うっ(?)・・・」と惹かれる瞬間、惹かれる一点・・・それは誰かと共有するものではなく、自分だけのもの。

自分というものを持たずにフラフラしていると、楽なんですよね。責任を取らないで済むし・・・

自分の感性というものを、自分で信じるとなると、リスクを伴う。「もし間違えていたら?」「誰にも受け入れられなかったら?」「傲慢だと思われないかしら?」

でも、本来は演奏とか芸術って「孤独」なもので「一匹狼精神」が求められるものなのではないでしょうか?

ババジャニアンも孤独だったのでしょうか?彼の演奏や作品を聴いたりすると、とても「一匹狼的」なものを感じます。そこが好きなんですね・・・ババジャニアン!

この演奏は、まさしく彼だけのものだから・・・

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ピアニスト ババジャニアン 

 

ババジャニアンは、作曲家として人々に認識されていますが、作曲家と同時にピアニストでもあります。現在では、作曲家と演奏家は完全分業化されていますか、かつては作曲家=演奏家というのが、普通だったんですよね。ショパンとかリストとか・・・

ババジャニアンの演奏を聴くと、作曲家=演奏家=音楽家=芸術家=人間という完璧な融合を感じます。

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ババジャニアンのピアノ曲 2 

 

ババジャニアンの故郷、アルメニアは南カフサス(コーカサス)地方にある国で、かつてはソビエト連邦に属していました。南カフサス地方は、昔から様々な民族が、それぞれの文化を持っていました。

現在では、アルメニア、グルジア、アゼルバイジャンという共和国となっています。

ババジャニアンの曲に感じられる民族色は、「民族としての尊厳」という、ババジャニアンの心の叫びのようにも思えてきます。

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