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ピアノのある生活、ピアノと歩む人生

「ピアチェーレ」代表の私的ブログ

リスペクト 

 

この映像はカナダのトロントで昨年催されたアイスショーのようだ。会場全体に熱烈なリスペクトのような空気が感じられて、観ていて胸が熱くなってくるほどだ。

カート・ブラウニングがドン・ジャクソンという偉大なる先輩を盛り立てているようで、まずそこが素晴らしい。会場もドン・ジャクソンをリスペクトしているようで、そこも素晴らしい。観客の多くはドン・ジャクソンが世界選手権で優勝した時、まだ生まれていなかったのではないだろうか?カートは1990年代まで活躍した選手だから人々の記憶に新しいかもしれないが、ドン・ジャクソンの場合は1960年代、1962年に引退した選手なのだ。

でも彼の偉業のことは皆知っているのだろう。そんな雰囲気が会場に溢れている。

ところで、ドン・ジャクソンって何歳なのだろう?

えっ?77歳?

kaz




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開拓者精神 

 

先の動画でパットさんと共に滑っていた人、カート・ブラウニング、ブライアン・オーサーは有名だと思うが、ドン・ジャクソンについては、あまり知られていないかもしれないと思う。

1962年の世界選手権金メダリスト・・・と言うよりは、初めて公式試合でトリプルルッツを成功させた人として名高い。現在でもルッツジャンプは高難度のジャンプとされている。1962年当時、ルッツ成功という偉業は、人類が新たな歴史を築く・・・のような意味合いも含まれていたに違いない。トリプルルッツはドン・ジャクソンの成功後、10年以上も成功させた選手はいなかったらしい。それほど難しいジャンプだったのだ。「えっ、もしかして本当に降りちゃった???」みたいな?

そもそもカナダの選手は開拓魂旺盛のところがある。初めて○○を成功させたという選手が多いのだ。1962年、ドン・ジャクソンが初めてトリプルルッツに成功。1978年、ヴァーン・テイラーが初めてトリプルアクセルに成功。1988年、カートブラウニングが初めて4回転トゥループに成功・・・すべてカナダの選手だ。

その「初めての・・・」という技に挑戦し、スケート界のジャンプレベルアップに貢献した選手もカナダ人だった。ブライアン・オーサーとかエルヴィス・ストイコとか。

いきなり政治家の話になるが、カナダの首相、非常に若いよね。ジャスティン・トリュドー、45歳。各国の首脳が並んだ映像などを見ると、彼だけイケメンぶりが目立ってしまう。開拓魂というものが、一国をイケメン(?)に託すという勇気のようなものと関係しているのかもしれない。失敗するかもしれないが、やってみようよ・・・みたいな?

kaz




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パットさんの夢実現 

 

動画に出てくるパットさん、58歳からフィギュアスケートを始め、現在80歳。カナダのアダルトの大会などにも出場している。真剣・・・ということなのだろう。衣装も考え、振り付けもあるわけだから。彼女が58歳で初めてリンクに立った時、「絶対にトリプルサルコウを成功させるのよ!」という想いはなかっただろうと思う。でも「健康のために、ボケ防止のために・・・」ということだけでもなかっただろう。では目的は何だったのだろう?

ピアノでも熟年生徒はこれからもっと増えてくるだろう。その場合の目的は?「認知症の予防にいいと思って」熟年生徒は体験レッスンなどで、そう言うかもしれない。「それなりに上手くなりたいんです」という想いがあったとしても、直接先生に言うのは勇気が必要だったりする。「趣味なのでぇ、楽しければいいです」だけではないはずだ。でも「指を鍛えてショパンのエチュードを制覇したいんですっ!ビシビシお願いします」というわけでもない。その中間・・・みたいな?

この「中間」という微妙なところ、ここが難しい。生徒も先生も。どこか教室側がいつまでも昭和のピアノ教室的なものを漂わせていると、この微妙な想いが反映されにくいのではないか?例えば、今時「趣味コース」とか「音大進学コース」のような振り分けがあったりするとか。実際にそこまでのコース分けはしていなくても、どこか「趣味?では楽しく」と「本格的に?では音大?」みたいに両極端になってしまうというか?違うんだなぁ・・・その中間なのよ・・・

人間、何歳になっても成長できる・・・ということ。それがスケートだろうがピアノだろうが具現化できればいい。各々の分野だけではなく社会的にもマチュアになっていけばいい。「まぁ、80歳でスケート?素敵じゃない。私も新体操に挑戦してみようかしら?80歳まで5年もあるし」みたいな?それが普通の世の中になればいい。

スケートよりはピアノの方が具現化しやすいように思う。でも阻んでいるのがピアノのレッスンそのものが昭和的だということ。なんとなく練習をしてレッスンまでに、それなりに「仕上げていく」という昭和的なものが今も残ってはいないだろうか?レッスンとは練習の成果を聴いてもらい、何かを言ってもらう・・・みたいな?そのような感覚だと、生徒側としてはどうしても「こんな状態では先生に失礼だわ」という気持ちになる。最低限失礼ではないラインが存在する・・・みたいな?

そうではなく、レッスンって「先生と一緒に探す」みたいな感覚になっていけばいいように思う。むろん、練習は必要だと思うが、「こんなに弾けないとヤバいのでは?」みたいなことではなく、できないところは一緒に・・・

パットさんは頑張ってきたのだ。真剣に。「今からトリプルジャンプを」ではなく「楽しく滑れば健康にもいいでしょ?」でもなく。

「カート・ブラウニングと一緒に滑りたい・・・」パットさんの夢は実現した。何歳になっても夢は持てるし、持っていれば実現するものなのだ。

kaz




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バレリーナがリンクで滑ると・・・ 

 

知ったから生活に影響があるわけでもない些細なことでも、それを知ると嬉しい・・・ということはある。もうかなり昔、1980年代の初め頃だったと思うが、テレビであるスケーターの演技を観た。たしかアメリカのアイスショーか何かの放送だったと思う。そのスケーター、ジャンプはあまり得意ではないというか、せいぜい2回転どまりだった記憶があるのだが、動き、身体のラインが、バレリーナのようで印象に残った。

フィギュアスケートとバレエは、どこか似ているところもある。スケーターが自身の表現力アップ(?)のために日々のリンクでの練習の他にバレエを習うということも、それほど珍しいことでもないみたいだ。でも彼女の場合は、バレエによってスケートも・・・というレベルではなく、「もろバレエ」のような?非常に印象に残ったのだが、そのスケーターの名前は失念してしまっていた。

プロスケーターのショーだったようにも思う。おそらく演技をしていたのは競技生活を引退したスケーターたちなのだろうと思った。アメリカのショーだったので、かつて活躍したアメリカの女子シングルの選手の演技をユーチューブで追ったりもしていた。でも該当する選手はいない。バレエのよう・・・という選手はいるのだ。でもあそこまでバレエ・・・という人は見当たらない。アメリカだけではなく他の国の選手も追ったりしていたが、該当者はなし。もしかしてアマチュアの競技会では冴えなかった?

アメリカ人の友人に訊いたりもした。「ジャンプで魅せる選手ではないので、アマチュア時代の戦績はそれほどでもない可能性がある。でも所作がバレエそのもので素晴らしい。そんな選手って思い当たる?」

「う~ん、バイウルとかゴルデーワかな?」たしかに彼女たちの動きは綺麗でバレエの要素を感じさせる。でもそうではなく、バレリーナそのものの人。「う~ん、誰だろう?」

キャサリン・ヒーリーという人だと判明した。たまたまジョン・カリーのことを追っていて判明した。ジョン・カリーが彼女を指導しているような写真を見つけたのだ。「そうか?ジョンのカンパニーで滑ったりしていたのか」現役=競技会=引退=プロとしてアイスショーという普通(?)の道を歩まなかった人なのだ。幼い頃からプロスケーター、そしてバレリーナとして活躍していたらしい。なのでアマチュアの戦績・・・という調査(?)では引っ掛かってこなかったのだ。

久しぶりにヒーリーの「バレエそのもの」のような滑りを堪能した。この動きは彼女にしかできない。この時、また10歳ぐらいなんだよね。小学生じゃないか!ジャンプだけで考えれば、ジュニア、ノービスの段階で今の日本だったら3回転をバンバンこなしているのだろうが、このようなバレエそのもののような動きを身につけている人は今でもいないのではないだろうか?

知ったから何かが変わるということでもないのだが、なんだか嬉しい。

kaz




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現役!!! 

 

「浅田真央、もういい歳だんだから、そろそろ引退すればいいんだよ。そう思いません?」ネット上ではなく、リアルな生活の中で直接言われると返答に困る。そのような言葉を僕に言った人は、僕よりも年上の男性だったので、「その発言は年齢差別になるのではありませんか?」と返すのは難しかった。このような場合、どう返したらいいのだろう?親しい友人とかだったら年齢差別主義者なの?などと言えるが、仕事絡み関係者などの場合は難しいなと思う。

その時は「年齢差別だ!」と返さず、専門用語を駆使し(?)「でもルッツのエッジ修正とかサルコウのようなエッジジャンプにも挑戦しているし・・・」などと返したように記憶している。相手は意味が分からなかったようだが・・・

米国には「雇用年齢差別禁止法」というものがあるのだそうだ。日本にもあるのか?

日本の場合、仕事先を職業安定所で調べても、まずは年齢で仕分けされてしまうことがある。「45歳まで」とか「30歳ぐらいまで」とか堂々と書かれている。この場合、55歳の人は門前払いされたような気分になるのではないだろうか?日本ではそれが普通・・・と慣れてしまえばいいのかもしれないが。

米国では、そもそも履歴書というものには名前、住所、電話番号、メールアドレスなどしか個人情報を記載しない。日本では普通に情報を要求されるもので、米国では書かない情報としては、性別、出身地、生年月日(年齢)など。これらの情報は基本的には履歴書には書かない。写真の添付も必要ない。

外国のキャリアの航空機を利用すると、キャビンクルーが日本のキャリアのそれとは異なることに気づく。まずは男性のクルーが結構いるということと、クルーの年齢層が様々ということだ。日本のクルーは若い女性が多く、募集の際には年齢なども選考対象になっているのではと思うほどだ。(なっている???)

若い=善  加齢=悪  みたいな単純仕分けは辛いものがある。自分自身が「アダルト世代」に分類される年代だからだろうか?

先に紹介したカナダのゲイリー・ベーコン、アダルトな魅力で現在でもスケートを滑っているようだ。

ゲイリー・ベーコン、現在57歳。頑張れぇ・・・

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